うんちちゃんと出てるかな?

■回数や形、全国の小学生約6000人対象に調査
子どものトイレ・衛生教育などを行っている日本トイレ研究所は、昨年11月10~19日の10日間にわたって全国の小学生約6000人を対象に、うんちをした回数やうんちの形に関する調査を行いました。
この調査によると、排便(うんちをすること)があったのが「毎日」と回答した人は1927人(33・9%)、「3日以下」だった人が325人(5・7%)いました【グラフ参照】。
さらに同調査では、うんちの形やかたさについても調べています。
「ブリストル便形状スケール」という、うんちの形を7種類に分類する表を対象の小学生に前もって渡しました。この7種類のうち、自分のうんちがどの形に近いかを選んで記録してもらいました。
■4人に1人が便秘のうたがい
結果を見てみると、便秘傾向のかたいうんち「ころころ」「ごつごつ」が10日間のうち2回以上だった人が1435人(24・6%)いました。うんちが出たのが10日のうち「3日以下」だった人は先述のように325人でしたが、この結果は、約4分の1の人に便秘のうたがいがあるということを示しています。
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私たちが食べた食べ物は口→食道→胃→小腸→大腸→肛門の順番で進む中で消化吸収され、体で利用できないものはうんちとして体の外に出されます。
便秘は、この体で利用できないものを体の外に出す働きが滞った状態といえます。胃や腸の働きが悪くなり、イライラしたりストレスがたまることが分かっていますが、それだけでなく、体の健康を保つ上でさまざまな影響があります。
みなさんの家でもごみを定期的に出していると思いますが、それが滞って家の中にどんどんごみがたまっていく状況を思い浮かべてください。ごみはきちんと出した方が良いし、うんちもちゃんと出た方が良いのです。
症状が悪化すると、自力でうんちをすることができなくなることもあるので、子どものころの便秘は早めに見つけて対処しましょう。
■健康的な排便習慣を身に付けよう
同研究所では「うんちチェックシート」を公開していて、誰でも無料でダウンロードできます。みなさんもチェックシートを使って、毎日のうんちの状態を記録してみましょう。回数が少なかったり、かたいうんちが多かったら便秘の可能性があります。
便秘を予防するためには、緑黄色野菜、大豆などの食物繊維が豊富な食べ物をたくさん食べましょう。また、好き嫌いをせずバランスの良い食事を心掛け、毎日3食きちんと食べることも大切です。
これらを意識し、健康的な排便習慣を身に付けて毎日を元気に過ごしたいですね。
