公明党踏ん張りました❗
75歳以上の医療費
「年収200万円」から2割
「年収200万円」から2割
「平均収入以上」で決着、急激な負担増抑制も/児童手当、世帯合算見送り
2020/12/13 1面
持続可能な社会保障制度に向け、政府と自民、公明の与党両党は10日、75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担について、年収200万円以上の人を1割から2割に引き上げる方針で合意しました。また、児童手当の所得制限の算定基準に関しても、政府が検討していた夫婦の収入を合計する「世帯合算」は導入しないことを確認しました。
年収200万円は平均的な年金収入額(単身で187万円)を上回る水準。既に3割負担である「現役並みの所得」の人を除く約370万人が2割負担の対象となります。
実施時期は「2022年10月1日から23年3月1日」の間で政令で定めます。影響の大きい外来患者に配慮し、公明党の要請で制度開始から3年間は増加額を月最大3000円に抑える激変緩和措置導入も決めました。
負担引き上げを巡っては、政府が「年収170万円以上」の案を示したのに対し、公明党は「年収240万円以上」に絞るよう主張。調整は難航しましたが、9日夜に菅義偉首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表が会談し決着しました。
見直しの背景には、団塊の世代が75歳以上になり始める22年以降、医療費がさらに増大し、後期高齢者医療への支援金を拠出する現役世代の負担増が想定されています。
児童手当の所得制限に関しては、公明党が「子育てにお金がかかるので共働きをしている実態がある」と強く主張した結果、夫婦どちらかの「所得の高い方」とする基準を維持することで合意しました。一方、年収960万円以上の世帯に子ども1人当たり月5000円を支給する特例給付については、年収1200万円以上の世帯を22年10月支給分から対象外とすることとしました。