公明党の代表質問
衆参両院の本会議で各党代表質問が行われ、公明党から山口那津男代表と斉藤鉄夫幹事長が質問に立った。
わが国は人口減少・少子高齢化が加速し、40年には高齢者の人口がピークを迎える。将来にわたり社会が活力を維持するには、全世代型社会保障の構築が急務であり、とりわけ子育て世代への支援は最優先の課題にほかならない。
この点、山口代表が、政府が夏までに取りまとめる全世代型社会保障の最終報告について、「少子化対策を柱に位置付けて抜本的な強化に取り組むべき」と主張したことは重要だ。
これに対して安倍晋三首相は、結婚して子どもを産みたいという人の希望がかなった場合の「希望出生率1・8」をめざすと明言した。福祉の党である公明党も具体策を提言していきたい。
自然災害は近年、頻発化・激甚化しており、防災・減災・復興対策が一段と求められる。斉藤幹事長は、20年度が「防災・減災、国土強靱化3カ年緊急対策」の最終年度となることから、インフラの老朽化対策も含めた21年度以降の緊急対策の拡充と継続を強調した。安倍首相は「21年度以降も必要な予算を確保」すると応じた。
国際的な課題である気候変動対策については、山口代表と斉藤幹事長が共に、50年までにCO2(二酸化炭素)の排出量を実質ゼロにする目標の実現を訴えた。両氏が提唱するように、石炭火力発電所の新増設の禁止など大胆な取り組みが重要だ。各国に広がる「気候緊急事態」との認識に立つことを忘れてはなるまい。
力強い日本経済の実現も欠かせない。自然災害からの復旧・復興や国際経済の下振れリスクへの対応、東京五輪・パラリンピック後の経済活力の維持の3点を柱とした政府の「総合経済対策」を着実に実行すべきとの斉藤幹事長の指摘は当然だ。
国民に希望と安心をもたらすため、「新たな10年を開く日本の改革に全力で取り組んでいく」(山口代表)との決意あふれる質問となった。
“破談”の理由は、自党への「吸収合併」を基本として党名も変えない方針の立憲と、党名を立憲以外とする「対等合併」を求める国民の溝が埋まらなかったことが大きいらしい。
さらには「物別れの背景には両党が抱えていたあつれきもある」(同「朝日」)ようだ。昨年は、参院野党第1会派の座を狙い多数派工作を展開し合い対立。7月の参院選でも、一部選挙区で両党の候補者が競合するなど、大きな禍根が残った。
にもかかわらず、両党が昨年末、合流に向かい始めたのはなぜか。立憲は「収入の柱となる政党交付金の交付をにらみ」(昨年12月11日付「読売」)、国民は合流で次期衆院選を有利にしたいとの思惑があったと指摘されている。結局のところ、「カネ」と「票」が目当てというならば、これほど国民を愚弄した話はない。
それでも、今回の“破談”で、バラバラ感を一掃することはできず、旧民主党時代から受け継がれてきた「決められない体質」を露呈してしまった。こんな合流を歓迎する人が果たしていたのだろうか。(文)

その後、赤羽国交相は車いすのまま乗降可能なユニバーサルデザインタクシーを視察。今月から販売が開始された乗降用スロープの耐荷重を200キロから300キロに引き上げた改良車について、関係者から説明を受けるとともに、車内スペースなどを確認した。
視察後、赤羽国交相は「普及に向け、利用者の視点に立って取り組みを進めていく」と述べた。
昨日は、富士市で「富士市ユニバーサル就労推進事業について」を視察しました。日本一の富士山が迎えてくれた(^_^)
富士市では、誰も置き去りにしないSDGsの精神が素晴らしい。ユニバーサル就労に協力してくれるサポーターを募集している。サポーターの中には、企業・事業所の役割では、働きたいのに働きづらいすべての人が、働けるような仕組みづくりを創出する。
ユニバーサル就労支援センターでは、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの支援や協力企業の開拓等を推進している。また、面接で使用するスーツやカッターシャツも貸し出している。
就労支援センターの利用者で20代が20人と一番多く、次に40代の17人、50代の12人と続く。少子高齢化で人材が不足する中、就労支援センターの役割は大きい。
自殺10年連続減
厚生労働省は17日、警察庁の統計に基づく2019年の自殺者数(速報値)が、1万9959人だったと発表した。減少は10年連続で、1978年の統計開始以来、速報値で初めて2万人を割り込んだ。人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)も、15・8人で過去最少だった。
政府や自治体は、地域の実情に応じた取り組みを重視し、悩み相談窓口の拡充などに力を注いできた。ピークだった03年の3万4427人から着実に減少している。
それでもなお、自ら命を絶つ人の何と多いことか。1人が命を絶てば、悲嘆に暮れ、受け入れ難い不条理と向き合う遺族がいる。世界と比べても、自殺死亡率は依然として高い水準だ。政府や自治体は、こうした事実をあらためて重く受け止め、一層の防止策に総力を挙げるべきである。
とりわけ見過ごせないのは、若い人の自殺が多いことだ。15歳から34歳の死因トップが自殺になっているのは、主要7カ国(G7)の中で日本だけである。
政府は、26年までに自殺死亡率を13・0人以下にする目標を掲げる。自殺者数では1万6000人以下となる計算でハードルは高く、今まで以上の取り組みが欠かせない。
この点、超党派の議員立法として昨年6月に成立した「自殺対策調査研究法」に基づき、20年度からスタートする新たな体制に注目したい。自治体の自殺対策を支援するに当たり、従来中心的だった精神・保健分野に加え、医療や教育、労働などの分野で多角的に研究・検証することが目的で、国が指定する研究機関が連携して取り組む。
自殺の原因は多様であり分析は容易ではないが、地域ごとに異なる特性も考慮しつつ、国として実効性ある助言を行うことは重要だ。
公明党は、自殺対策基本法の制定や、若者に利用者が多いSNSを活用した相談事業の実現などを主導してきた。基本法は、「生きることの包括的な支援」を自殺対策と定義している。社会の総合力が問われる問題と捉え、きめ細かな生きるための支援に徹していきたい。
注目集める後付け装置

警察庁によると、75歳以上の高齢ドライバーによる死亡事故の人的要因では、ハンドル操作不適やブレーキとアクセルの踏み間違いなどの運転ミスの割合が31%に上り、最も多くなっています。
現在、販売されている車には、自動ブレーキなどが標準装備された「安全運転サポート車(サポカー)」が増えてきています。一方でこうした機能を備えていない車も多く、新車購入に比べ、低価格で購入・取り付けできる後付けの急発進等抑制装置への需要が高まっています。
国土交通省は、一定の機能を持つと認められた後付け装置の認定を行っています。現在、「障害物検知機能付きペダル踏み間違い急発進等抑制装置」「ペダル踏み間違い急発進等抑制装置」「ペダル踏み間違い防止装置」の3分類、9種類の製品が認定されています。
トヨタやダイハツが販売している純正品のほか、自動車メーカー以外の企業が発売している汎用品もあります。価格は製品本体と、取り付け費用込みでおよそ4万~20万円です。
後付け装置は分類によって機能が異なるだけでなく、製品ごとに使用方法や装置の作動条件、作動解除の条件などが異なります。適切に使用するため、購入の際には、販売・取り付けを行う事業者から説明を受け、使用上の注意点などに十分に留意しましょう。
■国交省HP、対象となる車種など公表
政府は、サポカーを普及させるため、65歳以上の高齢者を対象とした「サポカー補助金」を19年度補正予算案に盛り込みました。
同補助金で、後付け装置を設置した場合は、障害物検知機能付きで4万円、検知機能がないもので2万円を販売業者に補助します。国交省はホームページ(HP)でサポカー補助金の対象となる車種・グレードを公表しています。また、申請期間などについては今後、検討が進められる予定です。
また、東京都は今年度、独自に70歳以上の高齢ドライバーを対象にした補助制度を実施しています。この制度では、装置の購入と設置にかかる費用合計の9割(1台につき上限10万円)が補助されます。補助の対象となる取り扱い業者については、都のHPで確認することができます。











