シニアエイジ
注目集める後付け装置
高齢ドライバーの事故防ぐ/費用は取り付け込みで4万~20万円
2020/01/19 5面
 高齢者による交通事故を防ぐため、ブレーキとアクセルの踏み間違いを防止する後付け装置が注目を集めています。今回は、後付け装置の種類や費用、助成制度などについてまとめました。

警察庁によると、75歳以上の高齢ドライバーによる死亡事故の人的要因では、ハンドル操作不適やブレーキとアクセルの踏み間違いなどの運転ミスの割合が31%に上り、最も多くなっています。

現在、販売されている車には、自動ブレーキなどが標準装備された「安全運転サポート車(サポカー)」が増えてきています。一方でこうした機能を備えていない車も多く、新車購入に比べ、低価格で購入・取り付けできる後付けの急発進等抑制装置への需要が高まっています。

国土交通省は、一定の機能を持つと認められた後付け装置の認定を行っています。現在、「障害物検知機能付きペダル踏み間違い急発進等抑制装置」「ペダル踏み間違い急発進等抑制装置」「ペダル踏み間違い防止装置」の3分類、9種類の製品が認定されています。

トヨタやダイハツが販売している純正品のほか、自動車メーカー以外の企業が発売している汎用品もあります。価格は製品本体と、取り付け費用込みでおよそ4万~20万円です。

後付け装置は分類によって機能が異なるだけでなく、製品ごとに使用方法や装置の作動条件、作動解除の条件などが異なります。適切に使用するため、購入の際には、販売・取り付けを行う事業者から説明を受け、使用上の注意点などに十分に留意しましょう。

■国交省HP、対象となる車種など公表

政府は、サポカーを普及させるため、65歳以上の高齢者を対象とした「サポカー補助金」を19年度補正予算案に盛り込みました。

同補助金で、後付け装置を設置した場合は、障害物検知機能付きで4万円、検知機能がないもので2万円を販売業者に補助します。国交省はホームページ(HP)でサポカー補助金の対象となる車種・グレードを公表しています。また、申請期間などについては今後、検討が進められる予定です。

また、東京都は今年度、独自に70歳以上の高齢ドライバーを対象にした補助制度を実施しています。この制度では、装置の購入と設置にかかる費用合計の9割(1台につき上限10万円)が補助されます。補助の対象となる取り扱い業者については、都のHPで確認することができます。

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