北斗七星
2019/10/28 1面
 10年前、建設中止で揺れる群馬・長野原町の八ツ場ダムを取材した。鎌倉時代に源頼朝が発見したと伝えられる川原湯温泉を歩き、水没予定地から移住する代替地や生活道路などの工事状況を見ながら、地元住民の困惑と怒りを目の当たりにした◆1952年、八ツ場ダム計画が浮上し、町内は賛成派と反対派に二分された。親族や近隣同士の争いが続くなか、治水・利水の両面から下流都県のため、地元住民は断腸の思いで建設の賛成に大きくかじを切った。ダム完成を前提に温泉街の再建策を練り上げ、ダムは地元住民の希望に変わっていった◆この希望をムダと切り捨てたのが旧民主党政権だ。八ツ場ダム建設をムダな公共事業のシンボルに仕立て上げ、現場の声も聞かず、建設中止を表明。一方、公明議員は何度も現地に足を運び、「政局利用で、私たちの生活、安心、希望をつぶさないで」との切実な訴えを聞き、ダム建設の継続と早期完成に尽力し続けた◆今回の台風19号では、河川の堤防決壊や氾濫などで甚大な浸水被害が広がった。試験的に水を貯めていた八ツ場ダムも大雨でほぼ満水に。結果、下流の利根川で大きな氾濫を回避できたと分析され、地域住民からも感謝の声が上がっている◆命を守る政治にパフォーマンスは不要。公明党の現場第一こそ命を守る力だ。(和)

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