足と靴のキホン=10
選び方(女性編)
パンプスはピッタリめを履く/足と靴と健康協議会事務局長 上級シューフィッター 木村克敏
2019/10/22 4面
 女性の靴で代表的なものは、パンプスをおいて他にないでしょう。プレーンなものや飾りが付いているもの、さまざまなデザインがあり、ヒールの高さも、ぺたんこのフラットヒールから10センチを超えるハイヒールまでバリエーションの多さは群を抜いています。特徴は留め具がないことですが、これが靴選びを難しくしている一番の要因です。

パンプスを履いてさっそうと歩くには、幾つかのポイントがあります。靴の中で足がしっかり保持されていることが必要です。足の一番幅のある部分(足のボール部)とパンプスの一番幅の広い部分(靴のボール部)が密着し、かかと部分も靴にホールドされていなければなりません。

足と靴のボール部は、その位置もピッタリ合っていることが重要です。この部分は足では関節で曲がる所であり、靴はここで屈曲します。つまり幅や太さ(足囲)が合っているだけでなく足の曲がる部分と靴の曲がる部分が合っていることが大切です。ボール部と、かかと部分が合っていれば、歩行時の足の動きに靴がついていき、前滑りもせず、かかとも抜けません。

もう一つのポイントは、爪先のデザイン。足指の3タイプのうち、例えば「スクエア型」の人に、ポインテッドのような爪先の尖った靴は適しておらず、足と靴の爪先の形も合っていなければいけません。

ストラップ付きは、多くがベルトのような構造です。3つ穴、5つ穴などのタイプがあり、尾錠でベルト部分を留めます。いずれも中央の穴で足が固定されるのが理想。この状態で足と靴がジャストフィットするように設計されています。緩いからベルトを締める、きついから緩めるという状態は、実は足に靴が合っていない可能性があります。

パンプスは足を締め付けて履くので、履きなじみによる緩みを考えてフィッティングは、ややピッタリめをお勧めします。

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