抱っこひもからの転落に注意!

抱っこひもは、赤ちゃんと一緒にお出掛けするときの必需品です。また、使用すると両手が使えるため、育児をしながら買い物や家事などをするときにも便利です。しかし、ちょっとした不注意や誤った使い方から大きな事故につながる恐れもあります。
抱っこひもによる事故は、主に転落によるものです。おんぶや抱っこをするとき、抱っこで前かがみになったとき、ひもを緩めに装着していたときなどに多く発生しています。
事例を見ながら事故の特徴を知り、赤ちゃんを転落から守るポイントを確認しましょう。
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【事例1】
父親が泣いている赤ちゃんをあやし、寝かせようと部屋を暗くした状態にして抱っこひもで抱いていたが、抱っこひもが外れて転落。頭蓋骨骨折などで入院した。
【事例2】
母親が抱っこひもを使って抱っこからおんぶに変えようとしたところ、背中から約1メートル下の床に転落。急性硬膜下出血、頭蓋骨骨折の重症を負った。
【事例3】
抱っこひもを使って子どもを抱っこしたが、親の背中にある抱っこひものバックル(ベルトの留め具)がきちんとはめられていなかったため、肩ベルトが外れて子どもが地面に転落し、骨折した。
■赤ちゃんは頭部から落ちる事故が多い
まず、抱っこひもを使うときは、(1)バックル類の留め忘れがないか(2)ウエストベルトは腰骨の上か(3)全体にベルトの緩みがないか(4)子どもの位置は下過ぎないか(5)子どもは苦しくないか――を毎回、必ず確認してください<チェックポイント参照>。
特にベルトは、厚手の上着を脱いだ後や、他の人が使用した後などに緩んでいることがあります。よくチェックして、しっかりとベルトを締めましょう。
■前にかがむときは手で支え、乗せ降ろす際は低い姿勢で
事例にあるように、赤ちゃんは体の割に頭が重く、頭部から落ちる事故が多いといいます。
そのため、抱っこで前にかがむときは、必ず手で支え、物を拾うときも膝を曲げて腰を落とすことが大切。おんぶや抱っこで乗せ降ろすときは、椅子に座るなど低い姿勢で行うと安全です<イラスト参照>。
■取扱説明書は絶対に読むこと
また、取扱説明書には抱っこひもの正しい使い方や注意事項が記載されているため、絶対に読んでおきましょう。手順通りに使用すれば問題ないことも、見落としている場合があります。こうしたことからも事故につながる原因となります。
事故は思わぬところで発生します。抱っこひもの安全性を過信せず、使用するときはには子どもが転落する恐れがある、ということを意識して、しっかりと対策をしておきましょう。
手話を言語として普及

当日の朝、佐賀県議会の議場の傍聴席には、聴覚障がい者や支援者ら約70人が詰め掛け、条例が可決されるその瞬間を見守った。昼過ぎからは、条例可決を記念するパレードが佐賀市内で盛大に開催された。パレードには、聴覚障がい者や通訳者、支援者らが参加。晴れやかな顔で街を歩く参加者の手には、「手話はいのち」と書かれた大きな横断幕が握られていた。
条例は全16条で構成。“聞こえの共生社会”へ、手話言語をろう者(聴覚に障がいのある人)が受け継いできた文化的所産として普及することなどを基本理念に掲げた。その中身では、基本理念を踏まえた施策実施や環境整備をはじめ、県・事業者の役割の明確化、手話を学ぶ機会の充実、手話通訳者の養成、災害時の対応、財政措置などを定めた。
県聴覚障害者協会の中村稔理事長は、「ここからがスタート。みんなの声を大切にして、より良い社会にしていきたい」と手話で思いを伝えた。
■「公明議員が熱意くみ取ってくれた」
中本県代表は2015年6月、相談者の声を基に、手話言語条例などを含む障がい者の情報保障について定例議会で質問。同年10月には公明党の木村雄一県議らと一緒に、一足先に手話言語条例が施行されていた沖縄県を視察し、実効性のある条例の内容について聞いて回った。その後は、昨年に発足した政策条例検討委員会のメンバーとして、聴覚障がい者や支援者から何度も聞き取りをするなど協議を重ね、議員提案での手話言語条例の制定に向け全力を挙げてきた。
県聴覚障害者サポートセンターの伊東康博センター長は「中本議員に現場の熱意をくみ取ってもらい、条例を実現できた」と話す。
中本県代表は「23年には、佐賀県で全国障害者スポーツ大会が開かれる。聴覚障がいを持つ人々への理解と支援が進むよう、手話ボランティアの育成などに尽力していく」と意気込んでいた。



































