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 引き続き、一般質問の概要を、掲載いたします。

 

一般質問20180305-4

 

2.学習指導要領の改訂について

1  現状と課題について

 

<質問>

 

 昨年(2017年)2月に、文部科学省は、2020年度以降の小中学校の教育内容を定めた次期学習指導要領改定案を発表した。

 

 

 まず、学習指導要領の改訂内容について、基本的な考え方、改訂の目的、改定内容の概要と、現状の取組み、課題について、尋ねる。

 

 小学5、6年の英語の教科化について、また、プログラミング教育の小学校必修化について、現状と課題、特に、人材の確保をどうするのか、尋ねる。

 

 

 

 

<答弁>

 

 学習指導要領改訂の基本的な考え方としては、子どもたちが未来社会を切り拓くための資質・能力を一層 確実に育成することや、主体的・対話的で深い学びの視点での授業改善によって、知識の理解の質を更に高め、確かな学力を育成することなどが、掲げられている。

 

 主な教育内容の改善事項としては、5、6年生の外国語活動が教科化されるとともに、3年生から外国語活動が導入されることになる。

 

 本市では、本年度、鈴峰中学校区、天栄中学校区の8つの小学校において、英語教育を3年生から実施し、効果的な指導のあり方について、研究を進めてきた。

 

 モデル校での成果や課題を踏まえて、平成31年度からは、全ての小学校で、国の計画を1年前倒して、3年生からの英語教育を先行実施していきたい。

 

 英語教育を推進するための人材の確保としては、担任の補助として指導に当たる、英語アシスタントの拡充を図り、各校への派遣回数を増やしていく。

 

 加えて、小学校では、プログラミング教育が必修化されることになった。

 

 プログラミング教育は、新たな教科として導入されるものではないが、各学校がプログラミング教育を行う学年や教科を教育課程に適切に位置付け、実施していくことが求められている。

 

 本年度は、教育指導課の長期研修員が、市内小学校において、プログラミング教育に係る調査研究を行っている。 

 

 今後も、実践的な研修体制を充実させ、指導者の育成に努めていく。

 

 

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鈴鹿市 藤浪清司
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