(2)障がい者ワークステーションの設置について
<質問>
北九州市や、平塚市では、知的・精神障がい者の民間企業への一般就労を支援する取り組みとして、市庁舎内にワークステーションを設置している。
市の非常勤嘱託員として雇用して、支援員(ジョブコーチ)の運営・指導の下で、文書のコピーやシュレッダーや付箋貼りのほか、簡易なデータ入力などの業務を行うことで、基本的な業務スキルを身に付け、一般企業での就職につなげるための取組みである。
障がい者の一般就労支援とともに、市の障がい者法定雇用率アップにもつながる取り組みであり、本市も設置を検討してはどうか。
<答弁>
本市では、民間企業での職場体験を支援するため、障がい者への訓練実習助成事業を実施している。(企業に対して必要な経費の一部を助成)
また、市役所1階に「チャレンジショップ・ジョブくん」を設置して、指導員の下、知的障がいのある方が、就労継続支援事業所で製造したお弁当等を毎日、販売している。
これは、本市が、市内の社会福祉法人に委託してスタートしたもので、接客業務のスキルアップや、障がい者雇用の理解にもつながる取り組みである。
提案のあった、 「障がい者ワークステーション」の設置についても、効果的な支援策と考えており、今後、先進自治体の取組例などを参考に設置に向けて、調査研究してまいりたい。