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 鈴鹿市議会・6月定例会で行った、一般質問の概要を掲載致します。

 

 20170613-1

1. 公共施設アセットマネジメントについて

 

【質問】

 公共施設アセットマネジメントについて、尋ねる。

 

 「アセットマネジメント」とは、「資産を効率よく管理・運用すること」である。

 

 「公共施設アセットマネジメント」とは、縦割りにより各部署で管理してきた公共施設について、その量、老朽化の程度や更新のコストを把握し、同時に、人口減少・高齢社会における今後の需要、将来の費用負担を推計し、計画的・効果的な維持管理・更新、処分・利活用、複合化、民営化等により、一定の行政サービスを維持しつつ、長期的な財政支出の削減を図る取り組みのことである。

 

 公共施設アセットマネジメントについて、本市の取組み、今後の計画の進め方について尋ねる。 

 

<答弁>

 本市では、他の多くの自治体と同様に、少子高齢化の進展に伴う生産年齢人口の減少による市税収入の減少に反して、その多くが高度成長期に建設された公共施設等の老朽化に伴う更新等の財政需要の増加への対応が課題となっている。

 

 平成27年3月に「公共施設マネジメント白書」を作成し、平成28年4月には政策経営部・行政経営課に公共施設マネジメントグループを設置した。

 

 平成28年度に取り組んだ内容として、「施設カルテ」の整理、全ての施設について財産台帳との整合を図り、公会計制度における固定資産台帳との整合性も図りつつ、対象施設の情報整理を行った。

 

 基本的な考え方として、「保有量の適正化」、「運営管理の適正化」、「長寿命化の推進」の3つの視点で取り組む。

 

 「施設カルテ」を最新情報に更新し、施設ごとに、建物の構造や築年数などの基本情報や維持管理に係る経費などを分かりやすくまとめ、本市の財政状況等と併せ、市ホームページなどで公表し、現状と課題を市民の皆様と広く情報共有していきたい。

 

 本市においても、現状をしっかり見極めて、本市にあった公共施設マネジメントのあり方、推進体制を、先進地も参考にしながら検討していく。

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鈴鹿市 藤浪清司
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