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   5/16(金)、「公明党地域包括ケアシステム推進本部(桝屋敬悟本部長=衆院議員)」が、四日市看護医療大学を訪問し、移動推進本部として、意見交換会を開催致しました。

   (三重県各市町の公明党議員の他に、福岡県糸島市・茨城県つくば市からも議員が参加されました。)

  ここでは、四日市市での医療・介護・福祉の現場、市民と一体となった在宅医療推進施策について、その現状と課題などの説明を受け、意見交換を行いました。

 四日市市では、6年前より「安心の地域医療検討委員会(会長=河野啓子四日市看護医療大学名誉学長)」を立ち上げ、在宅医療を支える医療と介護・福祉の連携強化に取り組んでおります。

 四日市市内3つの「地域包括支援センター」ごとに、医師・歯科医師・薬剤師・訪問看護師・ケアマネージャー・ヘルパー等が事例検討を行うネットワーク会議を実施しております。

 何よりも、「顔の見える」関係づくりが重要であり、それまで別箇であった医療・福祉・介護の現場での連携がスムーズに行われるようになってきたとのことです。

 市と大学が連携して、在宅医療に重要な訪問看護師の支援として、潜在看護師の発掘と養成講座・スキルアップ研修の実施、市民への啓発事業などを行っております。

  このような取り組みの結果、四日市市では在宅看取り(自宅死)率が、平成20年の13.7%から平成24年は18.5%に増加しております。(全国平均12.8%)

  今後、各地域において「地域包括ケアシステム」の体制を構築していく中で、人材の確保、多職種間の連携など様々な課題もありますが、四日市市の取り組みについて聞かせて頂いたことは、大いに参考になると思います。

 会場をお借り致しました「四日市看護医療大学」の河野名誉学長・丸山学長はじめ大学関係者の皆様、四日市医師会の加藤副会長、北地域包括支援センター鈴木センター長、 四日市市健康福祉部長はじめ担当職員の皆様、対応頂いた関係者の皆様に感謝申し上げます。

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鈴鹿市 藤浪清司
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