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  3/26(火)、3月定例会本会議で行った議案に対する討論の内容を、数回に分けて掲載させて頂きます。

    私は、全議案について、賛成の立場で討論をさせて頂きます。

    特に、議案第2号「平成25年度鈴鹿市一般会計予算」と、議案第25号「平成24年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)」に関して、若干意見を申し述べさせて頂きます。 

    まず始めに、議案第2号「平成25年度鈴鹿市一般会計予算」については、防災・安全・福祉・教育環境の整備・学力向上に係る予算が計上されたことを評価致します。 

    教育費の「教育施設防災機能強化事業費」において、体育館のつり天井改修に、小学校分9320万円、中学校分4190万円が計上されており、昨年3月議会における代表質問や文教環境委員会からの意見などを踏まえ、災害時に避難所として利用される体育館の安全対策が当初の予定を前倒しにして実施されることを、評価致します。

    残る中学校1校についても、平成26年度中に、床の張り替えと同時につり天井対策が予定通り完了することを期待致します。

    同じく、ガラス飛散防止工事及び、転倒落下防止対策に係る費用として、小学校分700万円、中学校分400万円が計上され、昨年9月の補正予算分と合わせて、東南海地震などで震度6弱以上の強震が予測される12の小中学校で、危険を回避する対策が取られることを評価致します。

    今後、残りの小中学校においても、早期に対策を実施されるよう、求めてまいります。

     また、文化振興費の「施設耐震整備費」に、910万円が計上され、鈴鹿市民会館のホールつり天井改修に係る実施設計の費用が計上されたことは、平成26年度中に改修工事完了を目指すものとして評価致します。

    つり天井、非構造部材の国の新しい基準が、当初の予定であった12月から大きくづれ込み、未だに示されていないことは問題であり、実施設計の遅れにつながる懸念がありますので、公明党国会議員を通じて国土交通省に新基準の設定を急ぐよう働きかけたところであります。

    新基準が決まり次第、全国的にも非構造部材の対策が一気に進むものと考えます。

    しかしながら、第5次鈴鹿市総合計画の実施計画においても、大型公共施設でつり天井対策が必要とされる施設のうち、鈴鹿市文化会館のけやきホールは平成28年度以降、鈴鹿市立西部体育館については平成27年度の改修予定とされており、鈴鹿市武道館の1階と2階も含めて、早期の対策を行うよう求めてまいります。

    次に、消防費、消防施設費の「消防団施設整備費」3900万円は、栄分団車庫待機所の建て替え建設工事費であり、現在の消防車庫が巨大地震発生時に津波被害が想定されることや、団員の待機場所が確保されていないことを考えると、地元住民が待ち望んでいた施設移転建設が実施されることは高く評価できます。

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鈴鹿市 藤浪清司
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