menu

一般質問の続きを、掲載させて頂きます。

 2. 浸水被害対策について
  (1) 浸水被害地域の再点検と整備について

質問2-(1)、
    台風17号による浸水被害状況の分析、復旧対応状況、被害が発生した主な原因と対策について、尋ねる。
    また、過去に度々浸水被害が発生した地域、また浸水被害の発生が懸念される地域の再点検と整備計画について、尋ねる。

答弁2-(1)-1、
 浸水被害状況、被害発生の主な原因は、60分当り最大雨量110mmを記録し、90mm前後の雨量が約2時間続いた。
   また、日積算雨量286mmで想定していない雨量で、更に満潮と重なった。

   被害復旧状況は、国管理の鈴鹿川は鈴国橋付近右岸の60mの間で根固めが崩れたので復旧工事申請を行なった。
   県の管理河川では8河川で28箇所について国へ復旧工事の申請を行なった。
   なお、被害が最も大きかった浪瀬川については、延長1.95kmを災害復旧費に改良費を加えた災害関連事業で申請している。
  市の河川としては、6河川で9箇所について災害復旧工事申請を国へ行なっている。
  当査定が12月中旬にあることから、金額等の詳細については、その後の決定になる。
  河川整備は、維持管理については、財政の許す限り、地元の要望に応じている。
  河川改良及び新設については計画的に行なっており、北長太川河川改修事業は、第一期工事区間の下流から500mを平成4年度から平成30年度までの期間で行なっている。進捗率は、平成23年度末で30%である。
 稲生新川河川改修事業は、第一期工事区間の下流から940mを平成元年度から平成35年度までの期間として行なっている。進捗率は、平成23年度末で40%である。

答弁2-(1)-2、
    鈴鹿市の雨水対策のうち、公共下水道計画について、答弁する。
    平成13年度に、「鈴鹿市雨水整備緊急対策調査」を実施し、整備優先順位を決定した。
   その後の浸水被害や都市化の状況などを踏まえ、平成21年度に「鈴鹿市雨水整備優先順位の再検討」を実施し、整備優先順位を見直した。
 鈴鹿市では、この優先順位を基に、ポンプ場・調整池・幹線水路等の雨水施設の整備を進めている。
 昨今は、台風やゲリラ豪雨などにより、浸水被害が多発しており、早急な浸水対策の実施が強く要望されており、整備優先順位についても再度精査する。
 浸水対策事業としては、市街化区域及び市街化調整区域の住宅密集地4518.4ヘクタールを公共下水道の雨水計画区域として位置付け、国の基準である10年確率の時間降雨量67.4mmに対応可能な施設整備を進めている。
  浸水対策事業のうち、特に重要である金沢川については、平成22年度から下水道事業として整備中であり、第一期整備区間約1.7kmについて、平成32年度を目途に整備していくが、1年でも早く完成できるよう進める。

コメントは受付けていません。

Twitter
ブログバックナンバー
サイト管理者
鈴鹿市 藤浪清司
s-fujinami@able.ocn.ne.jp