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   12/6(木)に行なった一般質問の概要を、掲載させて頂きます。

1. 防災危機管理体制について
    (1) 防災危機管理監の役割について

質問1-(1)、
   本年9月30日に日本列島を縦断した台風17号は、鈴鹿市に於いても甚大な被害をもたらし、死者1名・負傷者3名、建物被害では住宅床上浸水27棟、床下浸水318棟、道路損壊115箇所、河川被害55箇所、公園被害7箇所の被害が発生し、それ以外にも自動車・倉庫などが水に浸かるなど、市民生活に大きく影響を与え、被害額は莫大なものとなった。
   10月26日には、公明党鈴鹿市議団として、末松市長に「浸水対策にかかる緊急要望」を手渡し、7項目にわたる要望をさせて頂いた。


  まず、防災危機管理体制、防災危機管理監の役割について尋ねる。

 
   本年4月からは、新たに防災危機管理監が任命され、部局横断的に職員を指揮監督し、他部局との調整役が任され、どの部にも属さない「防災危機管理課」が設置され、組織的な素早く的確な対応が可能となっているが、今回の対応に当って、その機能が十分に発揮できたのか、今までとどのように違う対応をしたのか。
  また、もし反省・改善すべき点があったら、合わせて答弁ください。

答弁1-(1)、
   防災危機管理監は、平常時は防災危機管理課を統括し、危機発生時には各部長をはじめ、全ての職員を指揮監督し、全庁的な対応を行なう。
また、現在本市において危機管理に関する総合的なシステムを構築している。
  本年8月には、本市の危機管理の基本である「鈴鹿市危機管理指針」を作成し、この指針に基づき、各種危機に対応するための基本的な行動計画である「個別危機対策マニュアル」と危機発生時の優先業務を定めておく「業務継続計画(BCP)」を作成する予定である。
  本年度は、大雨による自然災害が多数発生した。
  これらの自然災害に対して、「鈴鹿市災害対策本部」を設置し、「災害対策本部運営マニュアル」に規定する本部の部長、班長等に対して、具体的な指示を行なった。
  9月30日の台風17号では、短時間での集中豪雨により、近年にない、大きな被害をもたらした。
  防災危機管理監として、市道の冠水状況や、河川の水位、今後の気象情報などを勘案し、避難所の開設、広報活動、危険箇所の通行止め、避難勧告の発令など、必要な対策について、本部長(市長)への具申や各部長への指示を行なった。
  今回の反省点については、予想を上回る短時間の豪雨であったため、広報活動に改善の余地があったと考えており、今後改めてまいりたい。

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鈴鹿市 藤浪清司
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