昨日(3/31)、内閣府で「南海トラフの巨大地震モデル検討会」の第15回会合が開催され、「南海トラフの巨大地震による震度分布・津波高について(第1次報告)」が発表されました。
これは、「今後、地震・津波の想定を行うに当たっては、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの巨大な地震・津波を検討していくべきである」との考え方に沿って推計したものとのことです。
しかし、「今回の推計結果は、決して、南海トラフ沿いにおいて、次に起こる地震・津波を予測して検討したものではない」と述べられ、「現在の科学的知見の下で、今回推計し設定する最大クラスの地震・津波の発生確率、そしてその発生時期の予測をすることは不可能に近い」とも述べられております。
そして、「本推計が、事前の備えの一つとして、今後の防災対策の充実、強化の契機となることを期待する」と前文を結んでおります。
詳細については、内閣府のホームページ「南海トラフの巨大地震モデル検討会」で閲覧出来ます。
http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/nankai_trough/nankai_trough_top.html
今回のマグニチュード9.1での想定見直しによる、三重県の主な市の震度・津波高は、以下のとおりです。
| 震度 | 津波高 | ||||
| 基本ケース | 最大クラス | 2003中央防災会議 | 最大クラス | 2003中央防災会議 | |
| 桑名 | 6強 | 6強 | 6弱 | 3.3 | 2.2 |
| 四日市 | 6強 | 6強 | 6弱 | 3.6 | 2.4 |
| 鈴鹿 | 6強 | 7 | 6強 | 4.4 | 2.7 |
| 津 | 6強 | 7 | 6強 | 4.8 | 2.8 |
| 松阪 | 6強 | 7 | 6強 | 4.8 | 3.2 |
| 伊勢 | 7 | 7 | 6強 | 7.3 | 4.9 |
| 志摩 | 7 | 7 | 7 | 24.0 | 9.2 |
| 鳥羽 | 7 | 7 | 7 | 24.9 | 8.2 |
| 尾鷲 | 7 | 7 | 6強 | 24.5 | 8.0 |
