来月2/1(水)から、三重県ドクターヘリの運航がいよいよ開始されます。
三重県では 1機のドクターへリが、2つの基地病院(三重大学医学部付属病院と伊勢赤十字病院)で、2ヶ月毎に常駐先を交代して活動を行ないます。
ドクターヘリは、救急消防隊等からの要請により、救急医療専門医・看護師を乗せて基地病院より出動し、時速200km以上で現場に向かいます。
予め設定した公園やグラウンドなどの臨時離着陸場(約550ヶ所)に着陸して、緊急に治療を行なう必要のある重症患者を搬送してきた救急車と合流して、救命処置を行ない病院へ搬送します。
県内全域をカバーし、最大約30分で現場に到着して、医師の初期治療を受け、病院への搬送が短時間で行なえる為、救命率の向上が期待出来ます。
特に、三重県は南北に長く、山間部や離島もあり、ドクターヘリ導入には大きなメリットがあります。
1機当たり年間約2億円の維持費(国が半額補助)が掛かりますが、「空飛ぶ救急治療室」・ドクターヘリの潜在需要は年間約500件が見込まれております。
公明党は、2003年のマニフェストで、「ドクターヘリの全都道府県への配備」を掲げ、2007年には全国配備を推進する特別処置法を成立させました。
同時期に、私も三重県にドクターヘリの導入を求める署名を集める活動に参加させて頂いておりました。
ドクターヘリの配備によって、「医療過疎地域」への対処や、災害時の対応にも威力を発揮することが期待出来ます。
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