11/1(火)、長野県上田市で、「地域医療再生計画」と「医師確保の取り組み」について、視察をしてまいりました。
国が交付する緊急経済対策の一環としての「地域医療再生臨時特例交付金」を活用して、平成21年度からの5ヶ年計画で地域医療再生への取り組みが行なわれております。
(上田市役所)
再生計画の柱として、①救急医療体制の確立・②周産期医療体制の確立・③医師等の安定的な確保体制の構築・④地域医療連携の確立が、掲げられております。
どこの地域でも共通の課題となっているのが、医師不足による医療体制の弱体化です。特に、産婦人科・小児科・麻酔科の医師不足が大きな問題となっております。
上田市では、信州大学との連携による研修医等の確保・上田市産院の移転新築・小児成人初期救急センターの整備などの事業を、再生基金を活用して実施してまいりました。
その結果、ピーク時60人⇒32人にまで減った長野病院の医師が、43人までに回復するなどの効果が現れております。
また、医師確保の為の取り組みとして、長野病院内に教育センターを設置しての研修医受け入れ、一定期間市の指定医療機関に従事することにより返還が免除される「医学生修学資金」・「研修医等研修資金」・「医師研究資金」の貸与制度の創設などが行なわれ、一定の効果を上げております。
その他にも助産師確保の為、助産師養成所で学ぶ方や現在就業していない助産師、県外から転入する助産師を対象にした、「助産師確保修学資金等貸与制度」を創設しております。
我が鈴鹿市でも、救急医療体制の整備強化・医師(特に小児科・産科)不足の解消など、地域医療の再生が大きな課題となっております。
文教福祉委員会としても、視察で学んだことを活かして地域医療再生の為の提言としてまとめ、課題解決に向けて努力を重ねてまいります。
