8/18(木)~19(金)、東京都八王子市と武蔵村山市に、中学校給食の視察に行ってまいりました。
八王子市は、民間委託の「弁当併用デリバリーランチ方式」を、平成21年度より導入しております。
それまで小学校は自校式で給食を実施しておりましたが、中学校は給食を行なっておりませんでした。
中学校給食導入に当たり、「①弁当希望者は選択できるようにする」・「②対象の35中学校を同時にスタートさせる」との基本的な考えから、弁当併用のデリバリーランチ方式を採用しております。
現在2つの民間業者が受託しており、 平均約2割がデリバリーランチを選択しております。
現在、おかずとご飯がメインですが、今年の9月より味噌汁などの汁物が週1~2回プラスされます。(保護者負担は、牛乳込みで一食300円です。)
武蔵村山市は、以前よりセンター方式で小中学校の給食を行なっておりましたが、施設の老朽化に伴い中学校のみ平成22年度より、民設民営のセンター方式に切り替えを行いました。
検討委員会では、施設の建替えによるセンター方式・自校調理方式・デリバリーランチ方式などが調査検討された結果、最終的に民設民営のセンター方式が採用されました。
「調理・配膳・回収・洗浄」を、施設を含めて民間業者に委託するメリットには、「①施設の建設から実施までの期間が短く早期実施が可能なこと 」・「②初期投資を含めて恒常的に経費削減が見込めること」などがあります。
武蔵村山市の場合、全中学校数が5校で2100食と規模が小さく、市内も23平方kmと狭い範囲であることや、元々市で所有していたトラックや食器・コンテナを無償貸与出来たことなど、導入に有利な条件が整っておりました。
しかしながら、我が鈴鹿市に当てはめた場合、市内10中学校の給食を全て賄える民間業者があるかなどの課題があり、そのまま適用することは難しいと考えられます。
東京都内ではセンター方式から自校方式に変更しているところも一部ありますが、元々学校給食が定着している素地があります。
自校調理方式・デリバリーランチ方式・センター方式など、その方式は東京都内でも様々ですが、その地域の実情や食育に対する考え方によってそれぞれ違う方式を選択しております。
初めて給食を導入する場合は、全校同時に同一条件でスタート出来るセンター方式が良いように思われますが、如何に初期投資や運営経費を抑えるか、民間委託をどこまで行なうか、地元企業の活用など業者の選択や、材料の安定供給を含めて地産地消の課題など、考えるべきことは沢山あります。
視察先で頂いた給食の導入・運用に関する細かな資料も参考にして、今後さらに研究検討を重ねてまいります。
今回、視察先で担当して頂いた皆様には大変にお世話になり、誠にありがとうございました。

