8月26日((木))春以降輸入木材の価格高騰し、代替需要の高まりから、国産木材の価格も上昇。関係業界では1970年代のオイルショックになぞらえて「ウッドショック」とも呼び、住宅や家具産業などに影響を与えています。
◆ウッドショックの背景には、米国の木材需要の高まりと、超低金利政策や新型コロナウイルスの拡大が重なり、郊外に住宅を購入する人が増加。これに反応して欧州やカナダなどが米国向けの木材供給を増やした結果、日本向けの供給量は減り、日本国内で価格が高騰しています。また、海外からの木材輸送に使われるコンテナが世界的に不足していることも輸入木材の価格を押し上げてます。
◆住宅用部材に幅広く使われる「ホワイトウッド」と呼ばれる10.5センチ角の欧州産木材の1立方メートル当たりの価格は、今年1月の5万1000円から8月には10万円とほぼ倍増。➤➤➤これと同時に代替品として国産材の需要が高まり、柱などに使われる10.5センチ角のスギ乾燥材の価格は、1月の5万4000円から8月は13万円と跳ね上がってます【グラフ参照】。
◆公明党は5月衆院農林水産委員会でウッドショックの問題を他党に先駆けて取り上げ、7月29日には政府に対し、この問題で特に深刻な影響を受けている中小工務店への資金繰り支援制度に関する情報提供や、国産材の安定供給に向けて、従来よりも成長が早く、25年程度で伐採できる「エリートツリー」への置き換えなどを提案。➤➤➤今後も計画的で安定的な植林が重要であるため、引き続き関係者の不安解消に努めていくことが求められます。
