Archive for 2021年 2月 2日
【オーラルフレイル予防】
オーラルフレイルが進み、頰と唇、舌などの動きが低下すると、食べる機能にも影響を及ぼし、食べ物を唇でうまく捉えられなかったり、頰で食べ物を保持できないと食べこぼしが多くなります。舌は食べ物を移動させたり、飲み込みをサポートする働きがあるため、舌の力の低下が悪影響をもたらします。
唇と頰の強化には「頰のふくらまし体操」と「ウーイー体操」がお勧め。「頰のふくらまし体操」は、唇をしっかり閉じて頰を膨らまして10秒間キープ。続いて、口の中の空気を吸うように頰をすぼめて10秒間キープ。無理のない範囲で数回これを繰り返し。口周りの筋肉と頰の動きがしなやかに、表情も豊かになります。「ウーイー体操」は、唇をすぼめて「ウー」と言いながら力を入れ、続けて口角を思い切り横に開いて「イー」と言いながら力を入れます。数回繰り返しリズミカルに動かすのがコツです。
舌の体操は、舌を前に力強く突き出し、上下左右に動かしたり、口を閉じて頰の内側で舌をグルグル回したりすると効果的。舌先で頰を強く押し付けるようにすると、舌に程よい負荷がかかり、舌の筋力アップにつながります。また唇、頰、舌を積極的に動かす体操は、唾液分泌量のアップにも効果があります。
前回紹介した「ぱ」「た」「か」の発音をそれぞれ繰り返すのもよいですし、早口言葉も効果的。昔ながらのおもちゃの「吹き戻し」や「紙風船」も、唇をしっかり閉じて、息を少しずつ吐き出すので、呼吸や唇の強化につながります。毎日少しずつ、テレビを見ながら、お風呂に漬かりながらなど、隙間の時間を見つけて実践してみてください。