Archive for 2020年 8月 7日
・8月7日(金)広島への原爆投下後に降った「黒い雨」を浴び、健康被害を受けたにもかかわらず、被爆者健康手帳の申請を却下したのは違法と判断し、手帳交付を命じて、判決は全員を被爆者と認定。判決に至るプロセスの中では、大雨が降ったと推定される区域内の住民のみが対象とされ、区域外は被爆者と認められないという線引きの難しさにあり、国の援護行政の在り方に疑問を投げかけた案件ですが、ここで改めて思慮しなければならないのは、そもそもなぜ原爆投下に至ったのかという根源です。
・小説人間革命の冒頭には、戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない。一人の人間における偉大なる人間革命は、やがて一国の宿命転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にするとあります。
・戦争を起こす権力者も一人の人間であり、その権力者の胸底に生命蔑視の原理がある限り、民衆の生命の安全は保障されることはありません。ここに権力者自身の生命の奥底に巣食う権力の魔性が存在し猛威を振るう原理があります。その権力の魔性をどう乗り越え・克服していくのか?そこに光を当てたのが生命尊厳の思想(日蓮仏法)であり、その教義に基づき平和・文化・教育の近代的平和運動の推進をしているSGIの社会的存在意義は重要視されています。
「一人の偉大な人間革命」とあるように、多くの人々の無明の生命を呼び覚ますという、人間に対する限りない信頼と尊敬の思想が胸奥の底流に厳然と確立できれば悲惨な争いや・戦争は抑止できるものと認識します。

