・8月6日(木)7月からレジ袋の有料化がスタートしましたが、有料化の真の狙いはどこにあるのでしょうか。プラスチックは、柔軟性や耐久性に富む低コストな資材。包装容器としては、軽量化による物流の効率化や保存期間の延長による食品ロスの軽減などに、利活用されてきました。しかし近年は、クジラの胃からポリ袋が見つかるなど、プラごみによる海洋汚染問題がクローズアップされています。日本はプラスチック生産量で世界第3位とされ、その責任は重いものがあります。プラスチックは自然分解されることなく数年から数百年も存在し続け、分解された直径5㎜以下のマイクロプラスチックには化学物質が付着。魚類の食物連鎖を経て人類の健康までも脅かすとの指摘もあります。レジ袋の有料化とプラごみ問題を理解するには、図に示すプラスチックのライフサイクル全体に目を向ける必要があります。➡❶化石燃料の消費➡❷使い捨てを前提に短期間で処分➡❸ポイ捨てによる河川・海洋への流出➡❹日本が60%近くを「サ-マルリサイクル」(焼却し熱エネルギーを回収)に依存していることによるCo2の排出➡❺資源ごみとして途上国へ輸出が課題となっています。今まさに「サーキュラーエコノミー(循環経済)」への移行が求められています。
