金沢市に視察に行きました。Part 2
13日の「金沢市教育プラザ富樫」視察の続きです…
★5号館・・・こども総合相談センター
ここではあらゆる育児や発達に対する悩みや相談に、専門スタッフが対応し、総合的な支援を行なっています。このセンターには児童相談所が設置され、年末年始をのぞく、一年中、24時間体制で虐待や育児放棄された子どもたちを受け入れることができます。
金沢市のすごいところは、通常、県で設置している児童相談所を市独自で移管して、運営しているところです。かなり大きな経費を使い、職員の体制も大変なのですが、県という広域より職員の動きも早く、機動的な対応ができているとのこと。市長の英断に拍手です!
教育委員会と子育て、福祉と役所での所管は別でも、そのタテ割り行政をとり払って、事務所は一か所に設置。常に職員が顔を合わせて、連携をとりあうことができる。
金沢市が「子ども条例」で目指している、乳幼児から中学生まで子ども達の健全な育ちを一貫して見守るネットワークが確立していました。マニフェストに掲げた「総合教育センター」のモデル施設として、とても学ぶところの多い視察となりました。