H21年7月25日(土)午後2時から
竹見台 社会を明るくする運動 コンサート & 講演会が竹見台市民ホールで開催されました。
コンサートは、アンサンブル・フェローチェの4名が吹奏楽を披露。日本の愛唱歌・ジャズからトトロの挿入歌まで幅広い演奏で楽しませていただきました。
戸田有一先生(大阪教育大学)の講演は、思春期に「切れやすい子ども」、大人になっても「切れる」人。「あの子が!」というおとなしい子が「突然切れる」事件など、現代の家庭と学校の抱える問題と対応についてわかりやすく講演をいただきました。
講演のポイントは、家族は子どもに「何度言ったらわかるの」と言うのではなく、違うやり方を考えてみる。より適切な方法や、他にいろいろな方法があることを話す。
考え方のクセを直す。他人のせいにする考え方は攻撃性がでる。自分のせいにする場合はウツの症状が出る。
怒っているときは、落ち着いてから、対話をして話して本音を、親や先生にわかるように表現できることが大事。
恥ずかしくて表現できない場合には、川柳や文章で表現する。文句だけでなく、感謝も同時に考えることが大事。など示唆に富んだ内容でした。
元気な高齢者が介護支援
就労すれば換金も
サポーター制度を導入
大阪府吹田市はこのほど、元気な高齢者が特別養護老人ホームや介護保健施設などで、洗濯物の整理やシーツの交換などの業務を担う「介護支援サポーター制度」を導入した。
サポーターになれるのは、介護保険サービスを受けていない65歳以上の市民で、市が指定した3回で1セットの研修を受けるのが条件。サポーターになった人は、各施設で支援業務に当たってもらい、1時間の就労に付き1ポイント(50円)を付与。1年度当たり100ポイント(5000円)を上限に、翌年度換金できるシステムとなっている。元気な高齢者に介護分野で社会貢献を促す、こうした取り組みは大阪府内でも同市が初めてという。
研修は6月12日から始まっており、9月を除き、来年2月まで毎月3回(1セット分)開かれる予定。市地域包括支援センターでは、「今年度中に、800人のサポーターを誕生させたい」と語っている。
同制度の導入に当たっては、市議会公明党(六島久子幹事長)の小北一美議員が2007年8月に開かれた市議会本会議で、介護支援ボランティア活動などを通じて高齢者が社会貢献できる仕組みづくりを提唱するなど、一貫して推進してきた。