昨日3/5午後、本会議にて総括質問に立ちました。
質問項目は次のとおりです。
①マイナンバーカードについて
②子どもの交通安全対策について
③障害者への支援について
①はマイナンバーカードの普及体制とマイナンバーカードの更なる普及に向けた施策を質問。
普及体制としては窓口数の増、人員体制の強化とともに、日曜日に行っている交付窓口の開庁についても今後拡充を検討するとの答弁がありました。
また、写真無料撮影キャンペーンや作成したカードを来庁することなく自宅に送付するキャンペーンも実施するとのことです。
マイナンバーカードの更なる普及に向けた施策としては、行政手続きの中で電子申請化が可能な業務の洗い出しや電子化に伴う利用者への還元策の検討など、直接メリットを享受できるような施策を検討していくとの答弁がありました。
デジタル社会を生き抜くためにも、あらゆる人が不安なくデジタル化の恩恵が享受できるような環境整備を要望しました。
②は未就学児等のお散歩コース上の緊急安全対策とキッズ・ゾーンの設定について質問。
緊急安全対策については市内292箇所の対策を行うことになり、2月末で約43%、127箇所が完了。3月末までには約54%、157箇所での対策が完了する見込みとのことです。
対策としては、歩行者だまりや路面のカラー化、減速を促す路面標示などお散歩コース上にある危険箇所での視覚的な分離が主なものとなっています。
キッズ・ゾーンの設定については、痛ましい事故があった滋賀県大津市の取組を紹介しながら静岡市での進め方について質問。
キッズ・ゾーンとは路面にキッズ・ゾーンの文字表示を施すことやガードレールを設置するなどの安全対策の1つです。
こども園等を始め、地域や道路管理者、警察等の関係者と協議をしながら、来年度中に静岡市としての考え方や取組方針をまとめていきたいとの答弁がありました。
現に導入している自治体もあるので、スピード感を持って取組むことを要望しました。
③は指定難病の1つである網膜色素変性症の患者さんをサポートするための用具である「暗所視支援眼鏡」が日常生活用具給付事業の対象としている自治体がある中で、静岡市としてどのように考えているか質問。この用具は暗い所でも明るい視界や広い視野が確保できるということで開発されたものですが、約40万円と高価なため購入を躊躇している方が多くいらっしゃいます。市当局としては一定の効果があるものとして認識していますが、対象者の範囲や医師の診断書の要否などの給付条件についての定めが必要とのことから、他市の動向を注視しながら検討していくとのことでした。
就学や就労などの自立や災害時の避難支援にも役立つことが期待されているので、早い段階での導入決定を要望しました。