昨日12/2、静岡市議会11月定例会で総括質問に登壇しました。
質問の内容と答弁は次のとおりです。
【風疹対策について】
緊急風疹対策で対象者(40~47歳の男性)あてに抗体検査と予防接種の無料クーポン券が送付されていますが、抗体検査を受けた人は15.5%にとどまっていることが明らかになりました。働き盛りの年代で平日の日中に検査を受けにくいという面があるようです。受検率向上に向けて夜間や休日でも受けられるような体制と、事業所検診への働きかけを積極的に行うよう要望いたしました。
【インフルエンザ対策について】
法に基づいて行われている高齢者に対するインフルエンザ予防接種について質問しましたが、高齢者同様、重症化のリスクがある子どもに対しても政策的に予防接種費用の一部助成を行うべきであると訴えさせていただきました。
【海洋プラスチックごみ対策について】
国際的にも関心が高まっている海洋プラスチックごみ対策について、今後の静岡市の取組を質問しました。啓発だけにとどまらず、事前学習や実践行動、事後学習を盛り込んだ環境学習会を開催し、環境教育プログラムの開発を検討しているとの答弁がありました。
【PCB廃棄物について】
PCB(ポリ塩化ビフェニル)は変圧器やコンデンサー、蛍光灯の安定器などでかつて使用されていた毒性の物質で、環境汚染の進行が懸念されているため、確実かつ適正な処理が法律で定められています。昨年度実施した民間保有のPCB使用安定器に関する調査の結果、約半数が追加の調査が必要であることが明らかになりました。静岡市では今年度、職員による現地確認、調査票の再送付、電話による催促を実施し、令和3年3月31日までに確実に処分完了となるよう指導していくとの答弁がありました。