新宿区議会議員 野もとあきとし(野元明俊)

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2015年9月 第3回定例会 一般質問 「防災対策の推進について」

一般質問 特別委員会 議会質問 防災等安全対策特別委員会 / 2015年9月16日

平成27年  9月 定例会(第3回)-09月16日-12号

 

◆10番(野もとあきとし) 公明党の野もとあきとしです。

私は、防災対策の推進について質問いたします。

本年7月14日の朝、出火報は7時45分、百人町で爆発による火災がありました。この爆発による火災で複数の方が負傷し、付近の木造共同住宅が全焼と半焼し、区立住宅では玄関天井が落下、自動ドア、窓ガラス、外壁、自転車置き場などが破損、近隣の建物にも被害がありました。

最初にお伺いしますが、区は、この爆発による火災被害についてどのように受けとめておられるのか。また、類似火災を防止するために、再発防止に向けた危険物の取り扱いを含めた防災対策をどのようにお考えかお聞きします。

次に、災害時の情報提供についてお伺いします。

災害時の支援は、被害を証明するためのり災証明の発行を初め、お見舞いの支給、旅館のあっせん、災害時居住支援、資金貸し付け、粗大ごみの処分などがあり、申請窓口は消防署や特別出張所、生活福祉課、社会福祉協議会、住宅課、新宿清掃事務所など窓口が複数にわたります。そのため、特に高齢者や障がい者の方には、支援制度の説明や申請用紙の記入方法を含め、申請窓口の場所を丁寧に御案内することが大事であります。

そこで、お伺いします。

災害時の支援制度は、「新宿区くらしのガイド」の43ページや新宿区ホームページでも見ることができますが、制度のさらなる周知と、これまで以上に被災者に寄り添った支援を推進していくことが大事であります。区はどのようにお考えかお伺いします。

最後に、災害時のタブレット端末の有効活用についてお伺いします。

タブレット端末は、情報伝達のツールとして携帯性や視覚的にもすぐれているなど、多くのメリットがあります。災害の現場では、被災者情報を現場から発信し、関係部署間で共有することや、災害現場の状況を写真などもあわせて瞬時に伝えることが可能になります。また、災害時の支援制度の詳細な内容について、タブレット端末を活用しながら被災者にわかりやすく情報提供することができます。さらには、首都直下地震が発生し、情報拠点ともなる避難所が開設された際に情報伝達に有効に活用できるなど、災害時のさまざまな状況の中での活用が実現できるのではないでしょうか。

このように、災害時のタブレット端末の活用について、現在の検討状況など区のお考えをお聞かせください。答弁願います。

 

 

◎区長室長(村上道明) 野もと議員の御質問にお答えいたします。

防災対策の推進についてのお尋ねです。

初めに、百人町での爆発火災についてです。

火災について、現在、新宿消防署で原因を調査中ですが、塗料を貯蔵していた木造住宅が全焼し、区施設を含む周囲の建物にも大きな被害が出ました。さらに、爆風により広範囲の建物や車両等に被害が出ました。朝の通勤時間帯であったにもかかわらず、けが人3人のみであったことは不幸中の幸いでしたが、一歩間違えれば大惨事につながる災害であったと受けとめております。区としても被害情報の収集や被災者への対応など、迅速に初動体制をとったところです。

再発防止対策についてですが、危険物の取り扱いに関する指導・監督は東京消防庁が行っており、管轄の新宿消防署では、既に注意喚起のために危険物取扱施設等への文書の配布やホームページに記事を掲載するなど、再発防止に取り組んでいます。

区といたしましても、新宿区内各消防署と連携し、地域防災協議会の場を活用して注意喚起を行うなど、類似火災の再発防止に努めてまいります。

次に、災害時のタブレット端末の活用についてのお尋ねです。

御指摘のとおり、タブレット端末などの携帯情報端末は、そのメリットを活かして災害時のさまざまな場面での活用が考えられます。現状においては、消防署の消防活動の現場において、被災状況の把握や情報収集に活用されているところです。

一方、避難所における避難者の方々への情報提供はとても大切な課題であり、区立小・中学校の体育館や教室に整備されている教育活動用のコンピュータネットワークを災害時に活用することとあわせて検討中です。今後、情報セキュリティの確保や運用規約の整備について、教育委員会と連携しながら進めてまいります。

 

 

◎地域文化部長(加賀美秋彦) 次に、災害時の支援制度の周知と支援の推進についてのお尋ねです。

災害時の支援制度の周知については、特別出張所の職員が被災された方のところに直接お伺いしてお見舞金をお渡しするとともに、各種支援制度を記載したチラシをもとに必要な支援や制度の御案内及び相談に努めております。また、被災された方の状況に応じて関係各課に連絡の上、連携して支援を行っています。引き続き、被災された方の立場に立ったきめ細やかな支援を推進いたします。

以上で答弁を終わります。

 

 

◆10番(野もとあきとし) 私の質問に対し、丁寧な御答弁をいただき、ありがとうございました。

以上で質問を終わります。(拍手)