新宿区議会議員 野もとあきとし(野元明俊)

区民相談第一! 一人の声に真剣!

第三国定住による難民の受け入れに関するパイロットケースの実施について(総務区民委員会)

総務区民委員会 / 2011年9月8日

平成23年9月7日 総務区民委員会

調査事件の議題

・西戸山第二中学校統合後設置の基本設計(案)について

報告事項

・学生クリエーターズ・フェスタin新宿2011の開催について

・訴訟事件について

・工事請負契約の締結について

・「新宿区納税催告センター」の開催について

・新宿区立区民保養所及び新宿区立区民健康村指定管理者の業務に係る事業評価について

・平成23年度第三国定住による難民の受け入れに関するパイロットケースの実施について

・多文化共生フェスタしんじゅく2011の開催について

・その他、計25件の報告。

私は、「平成23年度第三国定住による難民の受け入れに関するパイロットケースの実施について」の質疑を行いました。

報告について(主旨)

・平成20年12月16日閣議了解に基づき、タイ国内に一時的に庇護されているミャンマー難民を、パイロットケースとして平成22年から3年間で約90人を受け入れる事業で、今年度は昨年に続く2年目の実施。平成22年度は、5家族27人が新宿区西早稲田の賃貸マンションに宿泊しながらRHQ支援センターに通い、約180日の日本語教育、生活ガイダンス、職業紹介等の自立支援プログラムを受講した。平成23年度は、9月29日(木)に来日予定で、昨年度と同じプログラムを平成24年3月まで受講する。

その他、難民の家族構成、自立支援プログラムの内容、宿泊施設、今後の予定についての報告がありました。

私の質疑内容について(メモ)

※議事録については、一定期間後、新宿区議会のホームページにアップされます。

・ミャンマーは国号が変更になる前は、ビルマ連邦であり、日本では、「ビルマの竪琴」という映画で、子供から高齢者まで親しみのある国。

・新宿区の外国人登録人口をみると、ミャンマーは、平成18年788人、平成23年には1236人となっている。

・ビルマ情報ネットワークの「2010年2月 タイ・ビルマ国境地域訪問」の報告書からミャンマーの情勢について発言(①~③)。

①    ビルマ東部では、1996年以来3,500の村や集落が国軍の攻撃により破壊された」、「定住地を失った国内避難民は推定50万人。このほか国境のタイ側にある難民キャンプには約14万人が暮らすビルマ東部での非戦闘員への攻撃や強制労働などの人権侵害が『人道に対する罪』に該当する可能性が指摘されている

②    1984年タイ・ビルマ国境に難民キャンプが設置されターク見にあるメーラ難民キャンプ(2009年12月現在)約4万人が暮らす最大のキャンプ

③    2005年に第三国定住化事業がはじまり、難民1万人以上が北米や北欧諸国に移住。

・ミャンマー東部は紛争地域であり、非戦闘員への攻撃、強制労働、地雷が多数埋設している地域であり、難民として、タイに一時庇護されている。

質問:

・日本語学習時間572時間でどの程度日本語が話せるようになるのか。

・社会生活適応指導はどのような内容か。

・NGOの活動支援について

まとめ

・定住にむけて、国や自治体、NGO団体、地域の方など、多くの人が支援している。

・約180日間のプログラムの中で、新宿区での生活が心温まるより良きものとなるように、引き続き支援をお願いします。

参考文献

ビルマ情報ネットワーク「2010年2月 タイ・ビルマ国境地域訪問」(2010)