自転車駐輪場及び自転車等整理区画の整備促進について (平成19年第3回定例会の一般質問)
平成19年9月21日、新宿区議会第3回定例会の一般質問に立ちました。
テーマは、「自転車駐輪場及び自転車等整理区画の整備促進について」です。
質問と答弁は下記の通りです。
新宿区議会公明党の野もとあきとしでございます。
自転車駐輪場及び自転車等整理区画の整備促進について一般質問させていただきます。
公明党の立党精神である「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」を胸に刻み区民の皆様の声を真剣に受けとめ、誠心誠意働かせていただく決意を込めて一般質問させていただきます。
平成19年4月1日現在、新宿区内の自転車駐輪場は7駅9カ所、収容台数合計1,821台、自転車等整理区画は19駅66区画、収容台数合計5,016台となっています。新宿区内、特に駅周辺の用地確保は大変困難な状況であり、限られたスペースをいかに工夫して有効活用するかが重要になります。
新宿区は、自転車等駐車対策協議会で協議を重ね、平成20年度からの10年間を計画期間として、新しい総合計画を策定中です。計画の目標は「新宿区及び関係者の協力による自転車等利用環境の整備促進と、自転車等利用者のマナー・意識の向上を目指すことにより、適正な自転車等の利用を促進する」とあります。計画の対象区域は新宿区内全域とし、鉄道駅周辺及び駅周辺以外においても著しく放置自転車等が問題となっている区域は重点的に対策を推進するとしております。つまり、新宿区内全域における取り組みとして強化されることになります。
そこで、自転車駐輪場及び自転車等整理区画の整備促進について2点お伺いいたします。
1点目は、大久保駅自転車等整理区画についてです。
本年度4月に自転車駐輪場から自転車等整理区画に変更となりました。私どものところにも、料金が安くなったことへの喜びの声が寄せられております。利用料金については、自転車駐車場のときは、自転車の場合、一般で1カ月1,800円、3カ月5,000円、学生は1カ月1,400円、3カ月4,000円です。つまり、一般の方で自転車の場合は1年間2万円です。自転車等整理区画になってからは、自転車の場合で1年間5,000円になりました。
料金は安くなりましたが、整理区画全体を見渡すと、空きスペースも見受けられますし、自転車はどうしても駅に近い区画に集中してしまうようです。また、出入り口は複数ありますが、出入り口にポールがあり、出入りしづらいという声や、一時利用ができるようにしてほしいとの声もあります。4月に整理区画になったばかりですが、新宿区ではどのような整備計画をしておられるでしょうか。また、利用率アップのため、どのような工夫をお考えかお伺いいたします。
2点目は、新大久保駅自転車駐輪場についてです。
新大久保駅自転車駐輪場は、平成7年度に開設され、現在収容台数665台です。新宿区内の自転車駐輪場7駅9カ所の中では最大の規模であります。本年度4月から直営化となりましたが、運営状況はいかがでしょうか。
9月に入ってから、区民の方から新大久保駅自転車駐輪場で自転車のタイヤをパンクさせられたという相談をいただきました。詳しくお聞きしたところ、夜9時ごろ帰宅するために、自転車駐輪場に自転車をとりに立ち寄ったところパンクしていたとのことです。ちょうど居合わせた方の自転車のタイヤもパンクしており、一体だれがこのようないたずらをするのか、激しい憤りを感じたそうです。管理員の勤務時間は朝7時から夜7時までですが、その方は朝7時前には駐輪場を利用して会社に行き、帰宅時は夜9時ごろですので、管理員のいない時間に利用されます。何かトラブルがあったときに管理員や緊急連絡先に連絡ができれば、より安心であると語っておりました。
新大久保駅自転車駐輪場は道路を挟んで2カ所あります。2カ所とも大久保通りに面しております。広い方の自転車駐輪場は、入り口を入って狭い路地を通った奥にあります。外からは中が見えにくい構造になっており、目の届きにくい状況です。現在、夜7時以降は管理員が不在で出入り口は開放されているので、だれでも自由に出入りできます。防犯上、大変に不安を感じているとの声があります。直営化になってからこれまで使用していた入場カードが廃止され、未契約者でも夜間入場ができるようになったことで、利用者の不安は高まっております。新大久保駅自転車駐輪場の防犯対策についていかがお考えか、また、利用者の声を反映させるため、新宿区としてどのような取り組みをお考えかお伺いいたします。
以上2点について、区長の御所見をお伺いいたします。
質問は以上です。ありがとうございました。
環境土木部長(邊見隆士) 野もと議員の御質問にお答えいたします。
自転車駐輪場及び自転車等整理区画の整備促進についてのお尋ねです。
初めに、大久保駅自転車等整理区画についてです。
大久保駅自転車等整理区画は、新大久保駅自転車駐輪場とともに財団法人自転車駐車場整備センターと協定書を締結し、管理運営を行ってきました。協定期間の10年が経過したため、本年4月から区管理の施設として区民の皆様に御利用いただいております。今後の整備計画については、御指摘の出し入れしにくいガードパイプ部分の改善を図るとともに、一日利用できるよう施設整備を検討していきます。
また、利用率アップのための工夫ですが、区管理への移行に伴い、有人管理を前提とする駐輪場から整理区画としたことで、低料金で利用できるようになったこともあり、利用率が昨年の48%から92%へと増加しました。まだ若干の余裕がありますので、放置防止の啓発活動にあわせ、さらなる利用を呼びかけてまいります。
次に、新大久保駅自転車駐輪場についてです。
新大久保駅自転車駐輪場につきましても、区管理への移行に伴い、門扉を開放して入りやすくしたことなどから、一日利用者が大幅に増加し、利用率が昨年の66%から85%へと増加しました。
御指摘のとおり、同駐輪場は狭い路地状敷地であることから、通りからの見通しが悪く、管理人のいなくなる夜間の不法侵入や自転車へのいたずらなども懸念されたため、これまでに照明器具の増設を行い、所轄警察署に対して夜間の見回りもお願いしてきました。夜間も安心して御利用いただけるよう、見通しの改善や防犯カメラの設置などを検討してまいります。
また、放置自転車をなくし、適正な自転車利用を促進していくためには、区民の皆さんの御理解や御協力をいただくとともに、利用実態に即した施設整備が必要だと考えています。そのため、新たな「自転車等の総合計画」の策定に当たっては、パブリック・コメントを実施し、区民の皆さんの意見を反映するとともに、地域の課題について地区協議会などを通じて、利用者の皆さんの声を聞きながら対策に取り組んでまいります。
以上で答弁を終わります。
(野もとあきとし) 私の質問に大変御丁寧にお答えいただきましてありがとうございます。
自転車駐輪場及び自転車等整理区画の整備促進については、新宿区としても重点的な課題として取り組んでおります。新しい総合計画を踏まえて、これまで以上に利用者や地域の皆様の声を大切にして、適正な利用料金の設定や防犯等の対策に力を入れ、安全と安心のまちづくりのかなめとして取り組んでいただくようお願い申し上げ、私の一般質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。