今、6月定例議会で試行的に行うことを決めた、議員間討議。
本日開催の総務常任委員会で、がれきの試験焼却について議員間討議を実施した。
がれき処理市民説明会の資料などは、市のホームページや広報で市民に周知する事を、常任委員会として合意。
がれき処理の試験焼却に関連して、昨日より市はクリーンセンター周辺町内会への説明会を開始した。市民の理解を得ることが重要である。
がれき処理について議員間討議で交わされた議論。
1 がれき処理の安全性について
① 対象になるがれきの種類?
② 広域処理されるがれきについての、安全性の基準値は問題ないか?
③ がれきを広域処理に送り出す側の、安全体制及びチェック体制は問題ないか?
2 がれき焼却時の安全性について
① がれきを燃やすときに、セシウムなどの放射性物質が大気中に出てしまうのでは?
② 試験焼却では何をチェックするのか?
③ 被災地から受入先の市町村までがれきの輸送に問題はないか?
3 焼却灰は安全に処理されるか
① 通常の生活ごみを燃やした灰と同様に、一般廃棄物の最終処分場で埋立処分は大丈夫か
② がれきを燃やしたあとの灰を埋め立てると、セシウムなどの放射性物質が地下水にしみ出たり しないか?
4 新潟県知事の発言が受け入れ5市と違うしっかりした説明が必要
① 100㏃/kg以下のがれきは処理を受け入れる。8000㏃/kg以下の焼却灰は普通の管理型 の最終処分場で処理できる。基準について。
②放射能についてもう少し解り易く説明する必要がある。
全委員は、100㏃/kg以下のがれきについては、放射能管理を確り行うことを前提に試験焼却及びその後の本格処理に賛成する。
搬出時、輸送時、受け入れ時、焼却時、埋め立て処分時に測定した放射線量は、ホームページなどで公開する。
市民説明会等の資料は、市のホーム・ページや広報等で市民に情報提供をする。
岩手県及び大槌町がしっかり管理をすると考えるが、受け入れ5市より職員を派遣してはどうかとの意見もあったが、合意に至らなかった。
本日の総務常任委員会では、冒頭で「消費税増税に反対する意見書の提出を求める請願」の西岸提出者より説明を受けた。
消費税増税に反対する意見書の提出を求める請願については、大企業や高額所得者から取ればよいとの考えは短絡過ぎるし、社会保障の負担と給付の本質的な考え方も示さないことなどもあり、反対を表明した。
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[…] 先の総務企画常任委員会での議員間討議のように、担当当局の皆さんは、市民に解り易い説明と的確な情報を提供することに心がけて準備にあたっていただきたい。 カテゴリー 未分 […]