買い物や通院が便利に、西山地域の新公共交通が新年度スタート 
去る20日、市役所で今年度2回目の柏崎市地域公共交通活性化協議会が開かれ、来年4月から西山町地区で試験運行に入る新しい公共交通「路線バスにしやま号」の計画案が承認された。

 西山町内では現在、JR越後線、路線バス3路線、高速バスと、旧西山町時代からの無料の福祉バス3路線などが運行されている。
福祉バスは無料で他の公共交通と公平性の問題や他の公共交通との接続が図られておらず、運行日が非効率など課題が指摘をされていた。
新しい公共交通は実態調査や西山地域協議会との協議を経て、福祉バスを再編して地区の公共交通全体を見直した。

運行路線は、二田・南部線(後谷を除く)、中川・別山線(鎌田を除く)、大田・石地線(後谷、鎌田を含む)とし、3路線共通経路として、いきいき館前、西山インターチェンジ、西山駅前(もしくは礼拝駅前)、ナルス、雪割草の湯、西山診療所前など10停留所を設定し、通院や金融機関へのアクセスや買い物の利便性の向上を目指している。
柏崎市の公共交通の整備については平成19年2月15日、市民9515名の署名簿とともに「生活交通の確保を求める要望」と題する要望書を会田洋市長に提出し、一般質問などで取り上げてきた。
今回の決定は、先に運行を開始をした群病院行きの「ひまわり」や新潟病院行きの路線バスと共に署名をしていただいた市民の皆さんの成果であります。
 平成19年2月、市長に提出した「生活交通の確保を求める要望」は、下記のとおりです。

        生活交通の確保を求める要望

  柏崎市長  会田 洋 様 
                                                 真貝 維義 

 マイカー利用の増大や急速な高齢化の進展、乗り合いバスの規制緩和などの社会情勢の変化によって、市民の身近な足である路線バスを中心とする生活交通の維持・確保が喫緊の課題となっています。
柏崎市が行った「柏崎市まちづくり市民アンケート」においても、柏崎市の欠点に「公共交通機関の便が悪い」と回答した人が4割を越えました。
子供から高齢者まで公共交通機関を利用し自由に移動でき、市街地や医療機関などとのアクセスの向上、市民福祉の向上を目指した新しい生活交通システムの構築を要望するとともに、次の項目の早期実施を要望いたします。

一・市街地循環バス「かざぐるま」の新規路線の開設・路線の拡充
一・「運転ボランテア(有償旅客運送制度)」の活用による高齢者や障害者の移動の確保
一・デマンド方式や乗り合いタクシーの導入による市外延部や中山間地域の交通確保
 
                                                                          以上

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