Archive for 2010年 10月

28日夕方、県警捜査2課と柏崎署は、柏崎市発注の工事の入札で便宜を図った見返りにパソコンなどを受け取ったとして、収賄の疑いで、同市ガス水道局浄水課浄水維持係主任逮捕のニュースが流れる。

 報道を整理すると、逮捕されたのは、柏崎市ガス水道局浄水課の主任・猪爪学容疑者(45)。警察の調べによると、猪爪容疑者は2006年8月ころ、柏崎市ガス水道局が発注した工事の指名競争入札に関して、柏崎市内の電気設備工事会社から有利な取り計らいを受けた謝礼と知りながらパソコンなど数十万円相当を受け取った収賄の疑い。
 
 猪爪容疑者が業者側に指名競争入札で便宜を図ったのは、2006年度にガス水道局が発注した数千万円規模の工事で、 同局によると、指名競争入札には、市内に本店や支店を構える業者のみが参加でき、業者側は工事の設計価格を事前に知ることはできないという。主任だった猪爪容疑者は設計価格を知りうる立場だった。
 県警2課などは、自宅や勤務先など数か所を家宅捜索しており、押収した資料を分析し、容疑の裏付けを進める。
県警は同日、猪爪容疑者の身柄を新潟地検に送検した。

 市長は職員逮捕という重大事件を受け午後7時より市役所で記者会見を行い「市民の信頼を損なった」と陳謝した。
 市が警察の事情聴取を把握したのは26人のことであるが、具体的な工事内容や猪爪容疑者の関与などの具体的な話は、「把握していない」を連発。
 今後の対応も「状況が明らかになったら、自身の責任問題を含めとるべき措置をとる」との回答した。
 また昨年11月、職員が公金詐欺で逮捕をされたのを機に、市はコンプライアンス委員会を設置し他の不祥事を調査していたが、他に問題はないとの報告がなされていた。
この点を踏まえた質問に市長は、「調査に限界があったといわれても仕方がない」と答えたという。

以上が、報道を整理しての事件の概要と市長の対応である。
下段に市長の記者会見コメント転記しました。  昨年の11月に発覚した公金詐欺事件についても1人の不良職員が引き起こした事件であり、コンプライアンス委員会での調査も他の問題不祥事はないとの報告であった。
 私は、平成17年代4回12月定例議会の一般質問いらい、本会議や委員会では何回となく、内部統制とコンプライアンス、職員の資質向上について取り上げてきた。
そのたびに市長および当局は、職員研修会を通じ鋭意取り組んでいるとの答弁であった。

 しかしながら、今回の事件について言えば、昨年の公金詐欺事件の際にも噂として流れていた。今回の一方の当事者である業者については増収容疑はすでに3年の時効が成立しているという。
 公金詐欺の発覚も、事件の片棒を担いだ業者の告発で事件が明るみに出た。
 職員のコンプライアンスや倫理観等の欠如が他市でも問題になっているが、当市の最近の不祥事の多さには異常な感がある。

組織は「長の一念」で決まるといわれる。また、「魚は頭から腐る」とも言われてる。
トップリーダーの市政に取り組む姿勢が大きく問われる。

 また、昨年11月、公金詐欺事件の際に開催された、 会派代表者会議で私は、議会としても毅然とした対応をすべきとの意見を出したが、反対意見もあり一致を見なかった。
 「この種の問題で議会が動くと、職員が萎縮をし業務に支障をきたし、市民に迷惑をかける。」というのが反対の理由である。

 今回もまたこのような、感覚で議会が市役所改革に取り組めないようであらば、市役所のみならず議会自身も信頼を失ってしまうだろう。 

 

市 長 記 者 会 見 コ メ ント

ガス水道局浄水課職員の逮捕について

   本日、平成22年10月28日、本市ガス水道局浄水課浄水維持係に勤務する職員、猪爪学(いのつめまなぶ)主任が、収賄の容疑で逮捕されたことにつきましては、きわめて遺憾であり、市民の皆様に深くお詫び申し上げます。
   逮捕に係る容疑の詳細につきましては、捜査当局から明らかにされておりませんが、公務員としてあってはならない事件であります。柏崎市としては、今後の警察の捜査に協力するとともに、捜査の推移を見守り、より詳細な事実が明らかになった時点で、必要な措置をとりたいと考えております。
   柏崎市では昨年も職員の不祥事があったばかりであり、不祥事の根絶に向け、コンプライアンス委員会を立ち上げて公務員倫理の徹底と綱紀粛正に取り組んできたところであります。この度、そうした再発防止策を実施している最中に、このような事件が明らかになりましたことは、市民の皆様の信頼を大きく損なうものであり、誠に残念であります。
   今後、改めてすべての職員に対し、公務員倫理の徹底と服務規律の遵守を強く指導してまいります。 

平成22年10月28日 
柏崎市長 会田 洋


21年11月 公金詐欺事件市長記者会見コメント

都市整備部建築住宅課職員の逮捕に関する市長コメント

 本日、平成21年11月17日、本市都市整備部建築住宅課審査係に勤務する職員、今井秀雄係長が、詐欺の容疑で逮捕されたことにつきましては、市全体の信用に関わる重大な問題であると認識しており、市民の皆様をはじめ多くの方々に対しご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

 今回の事件については、警察から取調状況などをお聞きした上で、柏崎市が被害を受けたという事実を確認しましたので被害届を提出いたしました。業者と共謀して公金を詐取したということであり、公務員として決してあってはならない、言語道断な事件であります。

逮捕に係る容疑の詳細については、現在捜査中でありますのでコメントは控えさせていただきますが、柏崎市としては、今後の警察の捜査に協力するとともに、本人に対しては厳正な処分を行うことが必要だと考えております。

かねてより職員の不祥事の根絶に向け、市を挙げて公務員倫理の徹底と綱紀粛正に取り組んできたところでありますが、この度、市職員としてあるまじき事件を引きおこしましたことは、市民の皆様の信頼を大きく裏切るものであり、誠に遺憾であります。

今後このようなことがないように、すべての職員に対し、改めて公務員倫理の徹底と服務規律を強く指導するとともに、再発防止策に取り組んでまいります。

平成21年11月17日
柏崎市長 会田 洋

 

 

  
   第2回「たんねのあかり」が16日、市内谷根の棚田を舞台に開催された。
  4,000個のキャンドルを棚田の畔や川面に並べた幻想的な光のアートを、3,000人の見物客が楽しんだ。
 「たんねのあかり」は、谷根町内会などで構成する地元の実行委員会と女子美術大学(神奈川県)とが協力し、昨年の夏に第一回目開催を、旧上米山小学校周辺で行った。

今回の「たんねのあかり」は、新潟県文化振興財団からも認められての開催となった。
稲刈りの終わった、棚田に水を張り、ドーム型やピラッミド型のモニュメントを浮かべ、竿灯につるしたペットボトルの提灯のキャンドルに、それぞれ火をともすと、畔田や道路に並べたキャンドルが其の縁を照らし。ドーム型やピラッミド型のモニュメントが水田の水に市の明かりを映して、大変美しい幻想的な光のアートを創りだしていた。

実行委員会のメンバーで元女子美術大学教師の桜井雅浩氏は、「鰍が住む谷根川の自然をいつまでも守りながら、少しでも谷根や柏崎の自然のよさを分かって貰わないと」と話していた。

地元谷根の皆さんと女子美術大学の皆さんとの交流が深まるとともに、このイベントが長く続くことを願うのは、私だけではないはずだ。

 

10月6日、中越沖地震で大きな被害を受けた柏崎市立日吉小学校に、創価学会より優良図書300冊と書架2台の寄贈が行われた。
今回の贈呈は、創価学会80周年の記念事業の一環として行われ、来年度以降5年間日吉小学校に毎年20冊の図書贈呈を行う。
創価学会が、創価学会は1974年より教育運動の一環として、全国で小中学校や公立図書館に優良図書を寄贈している。

08年には、中越地震で大きな被害を受けた旧山古志村の小中学校にも優良図書の寄贈を行っている。
市内でも荒浜小学校や田尻小学校などをはじめ、多くの小中学校が寄贈を受けている。

市内でも荒浜小学校の牧口文庫をはじめ多くの小中学校が寄贈を受けている。

活字離れの中、いま読み聞かせ運動などが教育現場で行われているが、当に読書の秋である。私たち大人も秋の夜長、静かに本を読むのも良いのではないでしょうか。

また、創立80周年記念事業として、10月23日6時より市内茨目の柏崎牧口記念会館で「牧口常三郎の生涯」と題して講演会が予定されている。

「今、子どもたちは    夜回り先生からのメッセ-ジ」と題して教育評論家・水谷修氏を迎えて講演会が開催された。
この講演会は、市制70周年を記念し、市内3ライオンズの青少年育成フォーラムとして開催された。
水谷先生は、19年間の体験を通して、非行や薬物、リストカットなどで心を病み夜の街や繁華街にいる「眠れない子どもたち」とのかかわりを語った。

水谷先生は、今の大人社会の歪みが子ども社会に影響を与えているとし、「今の日本の子どもは、学校でも家庭でもしかられる。不登校やいじめ、ひきこもりなどは、日本社会の閉塞性がその原因。人は認められるからこそ、自己肯定間を持つ。」「子どもは受けた優しさや愛情の深さが深いほど犯罪に関らない。」と語り。
シンナー中毒の少年、HIVの少女の死を通して、「命の尊さ、薬物の怖さを教育して欲しい」「笑顔あふれる地域、家庭、学校では薬物問題や子どもの犯罪はなくなる」と強く訴えた。

久しぶりに水谷先生の講演を聴いたが、水谷先生が救えなかった子どもの死に心を痛めている話だけでなく、今回先生の関った「教え子たち」先生を支えて昼間の世界で頑張っている話をはじめて聞けた。
先生の活動が、「教え子たち」により大きな力になっていることが、水谷先生の大きな使命感を支えていると感じた。

新米解禁
「米」履歴管理制度スタート

10月1日、南魚沼市で魚沼産コシヒカリの販売キャンペーンが始まった。
また同日、農家や流通業者そして飲食店をはじめとする、「米」を扱う全ての業者に取引を記録し保管することを義務付ける「米トレーサビリティー(履歴管理)制度」がスタートした。

これは、08年に発覚した事故米の不正転売事件後に導入され、1日より試行された。
今後は、売買の際に数量や取引日、取引相手を記録し3年間の保管しなければならない。
明年7月からは、飲食店などでコメの生産地情報も義務付けられる。

以前より、魚沼産コシヒカリ等は生産量の数倍が流通しているとの指摘もあった。
これからは、玄米や精米のほか米粉やもち、米菓、清酒などの加工品にもこの制度が適応される。
「食の安全・安心」の確立に期待をしたい。

10月1日(金)。㈱クレアメデイコさんによる、シルバーハウス「さわやか苑柏崎春日」が柏崎市春日にオープンしました。

 柏崎市春日1丁目1丁目2番51号に高齢者専用賃貸住宅のシルバーハウス「さわやか苑柏崎春日」がオープンいたしました。さわやか苑柏崎春日は、高齢者専用賃貸住宅のほか小規模多機能型居宅介護施設と通所介護事業所(デイサービス)の3つの施設が併設された施設で、柏崎刈羽地域では初めての施設であります。
近くには整形外科医と内科医、そして薬局が隣接し、施設の前には柏崎市の循環バス「ひまわり」のバス停もあり、住みやすい環境の中にあります。    

  オープンに先駆けて行った、一般見学会では、650名を超える方がご来場したとのこと。
 施設見学は事前に連絡すれば、いつでも見学できます。ご希望の方はさわやか苑柏崎春日(℡0257-22-3300)まで連絡をしてください。
 また、11月1日には小規模多機能型居宅介護施設と通所介護事業所(デイサービス)もオープンする予定との事である。

この、「さわやか苑柏崎春日」は、平成19年7月16日に起きた新潟県中越沖地震で大きな被害を受けた、我が家の跡に地に建設されました。
 地域の、福祉向上の一助になればと思い建設計画を快諾しました。
 中越沖地震の際には、全国の皆様からご支援をいただきました。我が家の復興も一歩一歩進んでおります。改めて心より感謝と御礼を申し上げます。

 少子高齢化社会が益々進み、10年後には、団塊の世代が介護対象年齢となり、介護対象者も30%増加するとの試算もある。 施設やマンパワーの確保が大きな課題である。
今後も、住民福祉の向上に取り組んでまいります。

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