Archive for 2008年 5月

私の問題意識と質問内容は以下の通りですが、まず旧トルコ文化村売却に伴う民事裁判の内容と柏崎市の対応について。
民有地の地権者は、柏崎市がウェステックエナジー社と売買契約をした18年7月1日以降賃料その他の契約も無く不当にウェステックエナジー社に民有地を占用されている。
民有地地権者は昨年10月2日にウェステックエナジー社に対して賃料相当の損害賠償と民有地上の建物及び構築物の撤去を求める訴訟を起こしている。
しかし、買主ウェステックエナジー社は民有地については、売買契約の際に柏崎市より民地地権者と売買もしくは賃貸契約するまでは賃料当その他は発生しないとの説明を受けているとして柏崎市に契約の一部解除及び損害賠償金4200万円余りを請求する訴えを20年1月16日に起こしている。

さらに、柏崎は、ウェステックエナジー社に民有地に係わる訴訟の訴訟告知をされ20年1月17日にウェステックエナジー社に補助参加をする申入れを裁判所にしている。
補助参加をしながら訴えられ原告の補助参加人として柏崎市が和解金も損害賠償金等支払わずに済むのか。
また、トルコ共和国から友好の絆として寄贈されたアタチュルク像の取扱について。アタチュルク像の取り扱いについては昨年の12月議会において市長より「外務省に出向き説明をした。早急に柏崎市がウェステックエナジー社より譲る受け修復設置をす。」この様な答弁がなされたが、その後ウェステックエナジー社との係争である。より事態は複雑深刻化をしている。

柏崎市の財政は、非常に危機的な状況に在る。
財政健全化計画をこの秋には作成し12月議会に提示をするとの予定であるが、21年度予算はどの様な指針で予算編成するのか?
橋本大阪府知事、、森富山市長等の首長は4ヶ月で健全化プランをまとめて提示をしている。
市民の不安や協力を仰ぐ意味でも早急に財政再建へのビジョンとプランを提示すべきではないか。

このような観点で以下のような質問を致します。

旧トルコ文化村にかかわる訴訟問題について

1 旧トルコ文化村民有地裁判におけるウェステックエナジー社と柏崎市の関係について
要旨
旧トルコ文化村民有地地にかかわる裁判でウェステックエナジー社は被告であり柏崎市はこの裁判に補助参加を表明したが、その後被告より提訴されている。
被告と原告の関係でもある。被告が原告の補助参加人ということになる。このような関係が成り立つのか。またこの間どのようなやり取りがあったのか。
 
2 ウェステックエナジー社の訴訟と柏崎市の対応について
要旨
柏崎市は売買契約に瑕疵はなく応訴する立場を表明しているが、原告は契約時民有地に関しての説明内容が適切でなかったと主張している。
柏崎市の対応が民有地地権者とウェステックエナジー社との裁判に大きな影響を持つのでは無いか。

3 柏崎市とウェステックエナジー社との契約について
趣旨
ウェステックエナジー社との契約書には買い戻し条項が記載をされている。
柏崎市は契約の履行をどのように考えているのか。

4 トルコ共和国より寄贈されたアタチュルク像の取り扱いについて
趣旨
昨年12月議会での市長答弁、アタチュルク像の取り扱いはどのように協議が進んでいるのか。

財政健全化法と危機的財政の健全化計画について

1 健全化法で自治体は変われるか
趣旨
財政状況の公表と説明責任。情報公開の時期と市民説明…市民に分かりやすい説明による情報の共有化による住民参加の市政運営。
財政危機の今、健全化法のタイムスケジュールより数値を早く出すべきではないか。

2 財政危機回避緊急プログラム(財政健全化計画)の早期策定について
趣旨
財政健全化に向け新たな財政計画を策定する予定だが、健全化法による財政健全化計画が22・23年頃には適応される予測だ、健全化法に対応する財政健全化計画を立て財政健全化を目指すべきではないか。
財政健全化の具体的な手法は、改革集中プラン等の前倒しや更なる行革がその具体的手法になるが、単なる経費削減だけではなく、財政再建への事業抑制と将来ビジョンが必要ではないか。
行政コストの削減、合併後の効率的な組織編制への取り組みなど行財政再建が必要ではないか。

3 財政再建に向けての新たな財源確保のあり方について
趣旨
ふるさと納税を含め公有財産の売却や資産運用も含め新たな財源確保や税収確保をどのように考えるか、

4 21年度予算編成の基本的な考え方について
趣旨
財政再建に向けての初年度予算である。基金を取り崩さない予算編成が大前提になろうが、予算のシーリングの基本的考えについて 

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柏崎市 真貝維義
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