9月7日(火)~9日(木)まで2泊3日の日程で、品川区議会文教委員会で、愛知県西尾市、兵庫県尼崎市、大阪府門真市、兵庫県赤穂市を視察しました。(視察の調査項目は以下の通りです)
9月7日 西尾市(市立寺津小学校)
食育科について、英会話「ABC」について
9月8日 尼崎市
子どもの育ち支援条例について
門真市
地域における教育支援について(NPO門真っ子)
9月9日 赤穂市
スクールソーシャルワーカーについて
西尾市の寺津小学校では、積極的に食育に取り組む中、給食の残滓(食べ残し)が激減し、敷地内に隣接する寺津中学校では、残滓ゼロが続いているとのお話を伺い感銘しました。
また、昨年12月に「子どもの育ち支援条例について」を制定した尼崎市では、条例を理念だけでなく、実効性のあるものにするための仕組みづくりに力を注ぎ、「スクールソーシャルワーク」と「コミュニティソーシャルワーク」の2つの手法を活用した取り組みが印象に残りました。
門真市では、退職した教師のOBの方たちがNPOを立ち上げ、子どもたちの学力向上と健全育成のために生き生きと活躍される姿に感動しました。
全国でもいち早くスクールソーシャルワーカーの活用を始めた赤穂市では、事業の立ち上げ時から携わってきた女性のスクールソーシャルワーカーの方の経験に基づいた生の声を聞くことが出来ました。
増え続ける児童虐待、いじめ、不登校など、子どもたちを取り巻く環境が厳しい中、こうした状況を改善するため、今回の視察を今後の品川区の施策に生かせるよう取り組んでまいります。