代表質問で空気を一変したかった。
本会議では各常任委員会の委員長報告に活発な討論。しかし演壇で討論原稿を読む議員に左右から次々と野次(不規則発言)が飛んだ。内容が飛躍し過ぎて議案に関係ない事柄まで討論する議員に議長から静止も・・・
一番多くの野次が出たのが「ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議」に反対討論し採決も反対の議員へ・・・平和を希求しなければならない議員が何を判断材料にしているのか?
本会議場の空気(場の雰囲気)を変えたかった。
議長の指名を受け、午後1番に公明党会派として代表質問に立った。
60分の持ち時間に①新型コロナワクチンの5歳〜11才への接種。②子宮頚がんワクチンの定期接種とキャッチアップ対応。③有機農業産地づくり。④市長の4選出馬について。
演壇は透明シールドに囲われているのでマスクを外しての質疑が可能となった。
全会派の代表質問が終了したのは午後6時7分。
この瞬間が本会議場の空気が大きく変わった。
再び就任のあいさつ。「パシュートからカーリング」
北蒲原指導農業士会では冬季研修会と総会を新発田市内で開催。
研修会では「稲作の作柄概況と令和4年度の品質、収量の安定化に向けた取り組み」と「担い手育成の現状と国の新規就農者育成総合対策について」新発田地域振興局 農業普及センターの担当者からそれぞれ情報提供をいただいた。
総会の第4号議案に役員の改選があった。私は4年前に会長を退任してから再び今日役員に選任された。
議長席の前に新役員達が横に並びマイクが渡されて次々と就任のあいさつ。
私の方からは「4年前に平昌オリンピックで女子パシュートの金メダルの活躍の話をして退任のあいさつをした記憶があります。今回は北京オリンピックのカーリング女子の大活躍を紹介・・・今日選任された新役員の皆さんとチームワーク良く指導農業士会の活動、地域農業の振興をして行きたい・・・」と就任のあいさつをした。
・・・各地域で忙しく仕事をされている会員ばかりである。会長、副会長、会計、県理事、監査などの役職を決める新役員による互選会は、毎回もめて決定に時間がかかっていた。しかし今回は順調に決まった。
「そうだねー・そうだねー」と・・・
まん延防止等重点措置が3月6日に解除されていたので総会終了後は懇親会の設定があった。しかし残念ながら私は次の別会議が入っていたため参加できず・・・
新役員の立場で欠席は申し訳なかった。
討論し賛成したが・・・
庁舎4階の委員会室では経済建設常任委員会が行われた。商工、観光、農業、建築に係る補正予算や食品工業団地造成、上下水道の特別会計の予算。公の施設の指定管理について審議を行った。
最初の議案は「最低賃金の改善と地域経済の回復に向けた」意見書の採択を求める誓願書について。
趣旨の説明文には「全国どこでも月額24万円(時給1500円) 以上必要であること・・・地域別最低賃金の大幅な引き上げや全国一律制度の実現などを求める意見書の提出」についての請願であった。
先日まで、市内の中小企業へ出向き、支援拡充に向けた公明党アンケート調査活動を展開していたので、討論ではどうしても意見を言わずにいられなかった。
「2年以上続くコロナの影響で企業経営、特に中小企業の経営が大変な(多くの事業者は雇用調整助成金や持続化補助金、金融支援などを利用している)状況。今、賃金を上げられる状況ではない。政府が中小企業などに賃金が上げられる強力な支援がなければ難しい。意見書の最初にはその「強力な支援」が前提である。そして最低賃金を1500円以上などの金額の明示ではなく段階的引き上げをはかっていくべき」と注文をつけて賛成した・・・そして採択となったが・・・
ちょっと釈然(スッキリ)としない気持ちが残った。
審議中の時間帯には北京冬季パラリンピックのバイアスロン競技が行われていた。1階の札の辻ラウンジではパブリックビューイングで盛り上がったようだ。応援の余韻が残るスポーツ推進課職員から出来島桃子さんは10位であったと伺った。大健闘ご苦労様でした。
新発田市内はスッキリとした青空が広がっていた。
農業者の必須アイテム「美味しゅうなれ!」
土曜日につき議会日程は無い。しかし農業の仕事はいくらでも有る。
ダンプの荷台に大峰かおり(枝豆)の種用にと枝付きで乾燥していた。昔ながら行っている方法で豆殻を大きな桶に打ちつけ豆落とし。選別作業は手作業で自家採取である。
大峰かおりは種子法もあるがパテントを取っている枝豆の為、限られた農家だけ栽培が許可されている、他に種を譲ることはできない。
地味な選別作業をしながら農業について様々と考えた。
農業者は多くの知識と経験が必要な職業である。肥料や農薬の扱いには成分や濃度、効果がわからなければならない→化学と生物学が必要。
収穫物の販売にはマーケティング経済学、デザイン学や経営学、会計学が必要。
農機具の整備やメンテナンスには機械工学。他に変化する自然環境を知る気象学の知識も・・・。
畜産農家は飼養学や育種・繁殖学、家畜衛生学が必要。
また順序立てて仕事を進めるスケジュール能力も必要。自営業は怠けようとすればいくらでも自堕落ができる。自分の時間を管理する能力によって農業者の資質がわかる。
しかし一番の必須アイテムは作物や家畜に接する愛情がどれほどあるかどうか・・・
NHKの朝ドラ「カムカム・エブリバディ」の劇中、あんこを煮込むときに「あんこの声を聞け、食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべて、美味しゅうなれ・美味しゅうなれ・・・」と愛情を注ぎ込むことの大切さが伝わってきた。
大峰かおりの種の一粒一粒を指でつまみ、愛情を注ぐように選別作業中に思いを巡らした。「美味しゅうなれ・・・」

























