新発田青果市場には年末を迎えて多くの野菜が午前6時の鐘の響きとともに競られる。我家の長もやしも毎日競られて八百屋の店頭に並ぶ。

長もやし栽培は祖父の時代から始まった。現在は温暖化?暖冬の影響で雪は少ないが、当時は12月、1月、2月と大雪だった。県外から野菜のトラック輸送が無く、吹雪く真冬に野菜がない時代だったという、栄養豊富な大豆から作るモヤシは飛ぶ様に売れたそうだ。

近所では稲刈りが終わると出稼ぎに行く農家があった。我家では暖かいモヤシの栽培室で農作業が出来、お金を稼ぐことが出来た。

私が就農した時代には五十公野地域中心に10軒以上のモヤシ屋があった。しかしモヤシ栽培を手がける後継者、栽培技術の継承者が居なく、今では唯一我家だけになった。伝統芸能?伝統野菜?の様になってしまい止めるにやめられない。年末の小煮物や正月の雑煮の具に楽しみに長もやしを待ってくれている方々がいる。また、隣の聖籠町の学校給食にも使って頂いている。

時には夜鍋してモヤシの収穫に励んでしまう・・・青果市場から急かされながら・・・

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新発田市 渡辺喜夫
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