「朝、6時45分にホテルのロビーで待っていてください。」とバドリ君から昨夜告げられた。迎えの車に乗り込み結婚式の会場へ着くと祝いの音楽。歌はアラビア語と伝統的な楽器の演奏。楽団の音は村中に響くほどの大音量。そして気温は34℃を越え灼熱の太陽が結婚式場を更にヒートアップさせる。
結婚式は妻となる人の家の前で盛大に行われた。300人を越える参列者の前で厳粛にイスラム式の結婚の儀式。式の中では「日本から新郎バドリのお祝いに来てくれたヨシオ・ワタナベ・ありがとうございます。」とインドネシア語で紹介された。初めて日本人を見る人ばかりとのこと。結婚式の服装はバテイックと下半身はサロンを巻くという民族衣装と帽子が正装。私もバテイックの服を持参して来たが、日本人らしく白いシャツにネクタイ・ジャケットに切り替えた。正解だった。
お祝いの席の食事が終わると新郎新婦の写真撮影。そこへ兄弟、親戚、友人等が次々と幸せの2人の横で一緒に写真に納まる。私も日本から持参したご祝儀とお祝いの品々を持って写真撮影。お色直しをしてからも撮影会が続いた。
結婚式場の入口には大型スピーカーが積まれ、その横におもちゃ屋の屋台が店開きをはじめた。親にねだって買ってもらったキャラクター風船に喜ぶ多くの子ども達が目に止まった。
結婚式が終わっても祝いの音楽は終わらない。
綺麗な花嫁を多くの女性達が羨望のまなざしで見ていた結婚式。
バドリ君は4人兄弟の末っ子。今日から奥さんの家に住むことになる。そして奥さんの家族と一緒に農業で生計を立てて行く。
末長く幸せになって下さい。






