年末に向けて、次々と出荷を待つ大豆もやし。

冬場の収入源として今は亡き祖父が栽培を始めた。

当時は白炭で加温し室温を真夏状態にする先進的な促成栽培技術であったと思う。

 

出稼ぎに行かない農業経営として父が継ぎ、そして

今は私が汗している。

 

真っ暗い早朝から家族で作業場へ向かう。

ラジオの深夜便を聴き、ラジオ体操も座ったまま聴きながら、優しく「もやし」を引き抜く。

阿吽の呼吸で流れ作業が続く。

今が最盛期、あと一週間、晩ご飯を済ませてからも作業着に着替え・・・

 

夫婦喧嘩、親子喧嘩はしない。

「こにも」や「雑煮」など年越・正月料理に使って戴くものだから。
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新発田市 渡辺喜夫
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