バックナンバー 2008年 10月

赤堤の魅力は、地域のコミュニティーによる様々なイベントを企画し、多くの人が集い皆で育んでいるところにあります。その中でも象徴的なイベント、「六所の森クラシックコンサート」があります。第22回を迎え、当日は500名を越す来場者であふれました。三四郎トリオによるジャズとクラシックの融合。見事な音楽の夕べとなりました。長年の功績を認められ、今年は世田谷芸術百華2008に選ばれ世田谷区の文化芸術のひとつになりました。

世田谷区議会において、あべ力也議員に対する議員辞職勧告を決議しました。公明党を代表し、賛成意見を。意見は以下のとおりです。

公明党世田谷区議団を代表して、議員提出議案第4号「あべ力也議員に対する議員辞職勧告決議」に賛成の立場から意見を申し上げます。去る9月26日、あべ議員に対する民事訴訟に関し、東京地方裁判所において、わいせつ行為があったと認定し、被害者に対して損害賠償を支払うよう命じた判決が出されました。昨年11月に民事訴訟が提訴されたとの報道に対して、世田谷区議会としてどう対処すべきか、我が党として真剣に議論をしてきたところであります。この間、私どもは、区民の多くの方から怒りの声を聞いてまいりました。世田谷区議会としてどのような判断をされるのか、このまま放置しておくのか、議会としての自浄能力に欠けているのではないのか、と強く問われてきたのであります。しかしながら、民事訴訟という事件の性格から、その係争中に、軽々に議員の身分に断を下すことは大変困難なことであり、苦渋の選択を迫られることでもありました。しかるに、あべ議員は11月の報道以来、病気療養中との理由から、本年の第1回定例会、更には第2回定例会など欠席を続けられたのです。このことは思いもよらぬことでした。議会人としての一番の基本であり、最重要の使命と責任を自ら放棄したあなたの姿は、たとえどんな理由があるにせよ、到底許されるものではないのであります。長きにわたり欠席していても報酬は受け取る、これがあなたの言う議員の特権なのでしょうか。何より世田谷区民に対して、あなたを信じ投票した、選挙民に対する背信行為のなにものでもありません。また、新たな事実として第2回定例会会期中、あべ議員は病気療養中との理由にも関わらず、国会議員政策秘書の口述審査に出向いていたことは、あなたの行動に、信憑性を感じられないものであり、議会長期欠席の理由は破たんしたと言っても過言ではありません。たとえ一審といえども、このたび、司法の判断が下されたことを我々は厳粛に受け止めざるを得ません。今回の騒動が、世田谷区議会の信頼を落とし、品位と権威を著しく低下させた責任は、甚大であります。検察の起訴を待つとの意見も一部ありますが、今、この時に結論を出さずして、いつ出すのでありましょうか。さて、民主党にも一言申し上げたい。今回、共同提案されたことは評価いたしますが、昨年の森前議員に引き続き、民主党党籍のある方が、このような事件を起こしたことはまさに慙愧に堪えません。猛省を促すものであります。以上、賛成意見といたします。

詳細は、区議会ホームページでご覧になれます。http://www.city.setagaya.tokyo.jp/kugikai/chukei/h20teirei03/20081001-019.ram

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世田谷区 高橋昭彦
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