バックナンバー 2007年 9月 14日

公明党区議団メンバー5名で、世田谷区船橋にある「すきっぷ」に視察に行き施設長より話をお聞きしました。知的障害者の就労支援を行っているこの施設は、全国から注目され多くの方が視察に訪れています。すきっぷでは、通所で2年間程度職業準備をしながら自分に合った職場を探します。これまで、公的機関や民間企業への就職は93%にのぼります。一人一人の特性を活かし、今まで200名が就労につながっています。特徴は、個別目標と援助プログラムです。一人一人のニーズに合わせ目標とプログラムを作成し、4ヶ月ごとに評価と新たな目標を設定します。就職後のアフターケアも充実しており、本人・家族・会社の相談に応じています。これまで、国会の職員として、また、東京大学へ就労した方もいます。就労への評価は全国のモデルとなるものであります。施設内も視察させていただきましたが、真剣な表情がそこにはあります。自立支援法のテーマである自立を目指した就労が重要になります。

9月14日から15日にかけて、希望丘小学校の避難所宿泊訓練に参加。希望丘小学校の宿泊訓練には、欠かさず毎回参加し勉強させていただいています。ここでのPTAや地域の皆さんの話を私の議会質問に繋がっています。そして、災害用マンホールトイレの整備推進など防災についての施策になっています。今回の訓練では、聴覚障害の協会の皆さんも参加され、手話通訳の方も手伝っていただいています。区内11箇所の医療避難所ともなる希望丘小学校において、障害のある方とともに行うことはとても大切なことです。また、高齢者擬似体験も行い、視野が狭くなるメガネや白内障体験のメガネ、また、重りをつけて歩くなど若い人が高齢者を感じれる体験も行いました。多くの方が宿泊し訓練を行いましたが、矢作校長や駒井運営委員長や委員の皆さんの努力には大変感謝です。

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