どうする清掃工場
皆さんコンニチハ。
何かとバタバタしています。ブログの投稿もまちまちですが、頑張って色々とご報告していきたいと思っています。
先日、議員全員協議会が開催されました。
案件については、次期ごみ処理施設整備事業についてでした。
ご存じの通り、泉南市は阪南市と共同でごみ処理設を運営し、事務組合を作り事務組合議会を開催しています。
この清掃工場の老朽化に伴い、現在、建て替え計画を進めているのですが、エネルギーの高騰や物価高によって、当初の概算建設事業費約165億円、概算運営事業費(20年間)約132億円。(どちらも税込み)から大きく事業費、運営費共に膨らむことが分かり、その説明を受けた訳です。
一体どれぐらいの事業費の増加となったのか?
説明によると、約1.7倍の概算建設事業費約282億円。概算運営事業費(20年間)約190億円(どちらも税込み)となるとの試算です。
この協議会では、これまでの経過について、事業費について、今後の予定について。そして、8月24日に開催された組合議会全員協議会での質疑応答の概要版に追加資料として、建設工事費上昇率の推定と運営経費上昇率の推定、他市町のごみ処理施設の工事計画などについて説明を受けました。
一番の問題は、概算とは言え、これほど膨らんだ建設事業費と運営事業費をこのまま事業を進めることができるのかどうか?
165億円の建設事業費は令和2年度時の概算。今回の282億円と言う数字は令和4年度時の概算。約1.7倍まで2年ほどで膨らんでいるがこれが高止まりであるのかどうか。心配の種は尽きないですね。
泉南市にとって、厳しいのは財政収支見通しにあるように、毎年の分担金及び負担金の額。
新炉稼働予定が令和12年度から、財政収支見通しは令和36年度まで綴っているのですが、毎年の泉南市の負担金は、約5億円からマックスで9.7億円程度。
今回の1.7倍の増額で、約7億円程度からマックスは約13億円となり、この間、ほとんどが毎年12億円程度の負担となります。
本事業に加え、私も申し上げたのですが、小中学校の再編計画に双子川浄苑施設の改修及び建て替え。その他、庁舎に文化ホールに体育館や公民館、老人集会場などの老朽化施設の対応等々。
ファシリティマネジメントも思うように進んでいない中、公共施設への投資については出来る限り抑えたいところですが・・・。
ごみ処理施設にしても、し尿処理施設に教育施設。どれも優先度が高く、市民サービスに直結している施設ですが、市長曰く「ない袖は振れない」と言うのは本音でしょう。
この日の説明では、今後の予定として、プラントメーカーとの話し合いの場を持って事業費圧縮等について協議し、2月末ごろを目途に取りまとめをするとのことです。
本来の事業計画なら、国に対して交付金の手続きをし、来年度予算に事業費を反映して3月定例会に新年度予算を提案するとのことでしたが、全体的な計画が当初より少し遅れるようです。
では、そのことで実際に新規の稼働が遅れるかと言えば、元々余裕のある計画だったので大丈夫とは答えていましたが、どうなんでしょうか?
これから始めるプラントメーカーとの協議では、どこまで事業費を圧縮することができるのか?
もし、思った以上の成果が出ない場合はどうしていくのか?
このまま、多額の建設事業費と運営事業費を抱えながら、両市で進めて行くのか?
それとも違う選択をしていくのか。その為には、現在の炉の超寿命化を図らなければなりません。
何れにしても、選択の日は近いうちにやってくるということです。
まずは、組合議会にその詳細をしっかり報告して頂きたい。
組合議会についても、その際は、何時でも協議会の開催或いは、議論の場を設けて対応できるように体制を整えて頂きたい。
