26, 2007 03:06
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▲正面玄関―塀は溶岩の再利用
 
 大都市・東京は2003年の出生率は1.0を割り込んだが、23区のうち、ただ1つ江戸川区だけが全国平均の1.29を上回り1.30ということがわかりどのような「保育サービス」を行なっているのか会派で視察しました。
人口65万8千人で毎年3万7千人が引っ越してき、大半が20代・30代であるということであった。子育て世代をひきつけているのは、まず幼稚園の保育料補助であった。子どもを私立幼稚園へ通わせている家庭に公立との差額、月2万6千円を援助しており、全国で最高水準。小学校入学前の子どもの医療費無料は23区の中で一番早く、月に5千円近くかかる学校給食費の3分の1を小、中学生全員(所得制限なし)に補助している。また、昭和44年から続いている江戸川区独自の「保育ママ制度」があり、ゼロ歳児は家庭的環境が大事だとの理念のもと保育ママが行なっており、保育所でのゼロ歳児の受け入れには消極的であった。
 この他にも乳児養育手当て(月額1万円又は1万3千円)、すくすくスクール(ボランティアの大人による放課後児童の健全育成)を行なっていた。補助金等の援助もすごいと思ったが、保育ママにしろ、すくすくスクールでわかるが地域の大人たちが積極的に関わっていることが,大きな要因ではないかと感じました。
 今回の視察項目ではありませんが、この背景に高齢者の元気施策もあるとのことでしたのであらためて視察したいと思いました。
 
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▲最高級ワインボトルに水をつめコルクで栓をした展示(深い意味あり、分かるかな
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▲スリランカのパンプキン型雨水タンク
 
 墨田区の「すみだ環境ふれあい館」は、21世紀の人と環境を考える環境学習の拠点で、「環境学習室」、「雨水資料室」、「関野吉晴探検資料室」に別れていて、廃校になった旧文花小学校の一部を使って2001年にオープンしたものでした。
説明していただいた村瀬誠さんは、墨田区地域振興部環境担当 環境保全課環境啓発主査という区役所の肩書きですが、世界的にご活躍されている方で、薬学博士であり、国際雨水資源化学会副会長を務めている方でした。出版物も多数あり、恐縮したしだいです。特筆すべきは、環境に配慮して教室や廊下などをそのまま利用し、展示品も廃棄物の有効利用に心がけ、多くの国内外の関係機関や団体から貴重な資料を提供していただき、その設営には、多くの市民の方たちの協力で行なったとのことでした。
 また、2005年には墨田区で開催された「雨水東京国際会議」にあわせて「交流ルーム」に「雨のえほんひろば」が、また中庭には「雨水ハウス」が新たに設置されたとのことでした。村瀬さんのお人柄とご活躍がこのような世界的に通用する施設が出来上がったと感じ入りました。全体として雨水こそが私たちが地球上で生きていくための最も大切なものであること、ごみ問題はつまるところ地球環境問題であるという結論を極めて理解できる施設でありました。
 仙台市をはじめ、どこの自治体でもごみ問題は喫緊の課題でありますが、抜本的視点から考えていかなくてはならないと痛感いたしました。

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嶋中たかし
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