平成15年度の新規事業である構内電話交換設備等更新(院内PHS導入)工事108,981,600円について質問しました。
市立病院の建替えが概ね10年後におこなわれるといわれる中、壊すのだからそのままいいというのではなく、患者さんのためになることは設備投資をするべきとの思いでおこないました。また関連して、患者さん本位との観点から「セカンドオピニオン」(主治医など一人の医師以外の他の医師に、診断や治療法などについて意見を求めること)の導入についても質問しました。
その他の質問は、
○ 公共施設への自動体外式除細動器(AED)の導入にについて
○ショートステイ施設整備の取り組みについて
○ 本市の「地産地消」の現状と今後の取り組みとについて
○本市西部地域の活性化のため、 「道の駅」設置について
質問をいたしました。
初日の「北海道立砂川少年自然の家 ネイパル砂川」は、仙台市にある泉ケ岳少年自然の家の建て替えにともない視察したところで、場所は札幌の北方86km、旭川より南西方60kmで北海道のほぼ中央部に位置しています。標高115mの原生林内にあり、春は広葉樹の新緑に始まり、緑の木々に歌う野鳥の美しいコーラス、夏は300種に及ぶ野草の可れんな花が咲き乱れ秋は松を彩る周辺一帯の紅葉、冬は白銀の大世界と四季折々の美しい雄大な自然に恵まれているところで、「北海道子どもの国」の各種施設が周辺に配置され、ハイキングコース、展望広場、ヤッホーの森、ふしぎの森などをかつようできる環境にありました。とにかく大自然に恵まれているという点で大変にすばらしいと思いました。
2日目の最初は、「札幌コンサートホールkitara]を視察しました。場所は、中島公園内にあり、開館は平成9年7月4日で、「kitara」の由来は平成7年に公募により決定し、ギリシャ神話の音楽神・アポロンが持つ弦楽器「キタ―ラ」と「北」のイメージを重ね合わせて名づけられたとのことです。建物は、鉄骨鉄筋コンクリート造、地下2階地上3階建、建築面積約8,400㎡、延床面積約2万800㎡、工期は2年7ヶ月、総事業費約191億円です。大ホールはアリーナ型(天上高23メートル)、2,008席、車椅子席12席、小ホールは、シューボックス型(天上高13.5m)、453席、車椅子席6席です。その他バーコーナー、カフェ、テラスレストラン、託児所もありました。国内外の一流音楽家たちとの交流、そこに集う市民の楽しげな語らいの場として大変すばらしいと感じました。
最終日は、「札幌市消防学校」を視察しました。仙台市の場合は独自の消防学校はなく県でおこなっています。平成11年11月9日(119番の日)に開校し、全国では56番目政令指定都市では千葉消防学校に続き8番目の施設です。もともとは隣町の江別市に北海道消防学校があるが札幌市には地下街や高層建物などが多数所在し、都市形態がその他の市町村とは異なるため独自に設立したとのことです。学校の規模は、鉄筋コンクリート造3階建、延べ面積3,315㎡で、消防科学研究所、救急救命士養成所に隣接して建設されました。1階は、事務所、食堂、車両実習室で、2階は主に教室、3階は北鐘寮という名前の寮を完備しています。消防学校の組織は消防学校長、副校長、校務係、教育係、消防研究所の3係18名で運営しているとのことです。課題としては施設内外の老朽化が著しい状況で全面的な改築等について計画が必要があると考えており、また、積雪寒冷地という特殊性により、既存の屋外の訓練スペースが使用できず、この期間の教育の充実を図るため、新たに基礎的・実践的な実技訓練施設(全天候型訓練施設)を整備しなければならないと考えているとのことでした。
会派で京都市の「芸術文化振興計画」、「京都芸術センター」の概要説明と現地視察、2日目の金沢市では「介護サービス評価事業」と「金沢駅北土地区画整理事業」、3日目は文化財指定庭園特別名勝「兼六園」、国指定重要文化財「金沢ひがし廓(くるわ) 志摩」を視察しました。
京都市は、日本を代表する文化都市との自覚と使命のもと1996(平成8)年に「京都市芸術文化振興計画」を策定し、優れた芸術文化の継承、発展、創造に向けた総合的な施策推進し、特に「京都芸術センター」の設立や「京都市芸術文化特別奨励制度」の創設など全国でも先駆的な取組をおこなってきました。しかし、振興計画策定から7年が経過し芸術文化を取り巻く環境の変化から振興計画の更なる推進を図るため、新たな時代に対応した具体的施策を掲げた「芸術文化の都づくりプラン」(京都市芸術文化振興計画推進プログラム)を策定しました。
新たな考え方と重点施策のなかで、芸術家・芸術団体のフランチャイズ(活動拠点)化など特色ある地域文化会館づくりというのがあり、これは地域文化会館を無料で半年間貸し出すが、その後無料で市民に発表するというものです。より身近なところで自主的な文化活動が活発に展開されるなあと感じました。概要説明の後「京都芸術センター」を視察しました。明治2年に開校した元明倫小学校(改築昭和6年、平成7年3月まで高倉西小学校として使用)の施設をできるだけ生かした改修をおこない、改修工事費9億8.500万円(工事期間平成11年1月~12月)、敷地面積4.387㎡、床延面積5.209㎡、鉄筋コンクリート造で西館地上2階建(地階1階)、北館地上3階建、南館地上3階建(一部4階建)の建物です。その中に稽古場、アトリエ、制作室、情報コーナー、図書室、ワークショップルームなどがありました。喫茶店もあり、レトロ調で一般の方も利用し大変評判とのことでした。
金沢市では、介護サービス評価事業を視察しました。サービスの質の向上と利用者によるサービス事業者選択に資する情報の提供を目的とし、事業者自らが行う「自己評価」と利用者が行う「利用者評価」の手法で、おこなっていました。結果の公開方法は、冊子、電子媒体、及びホームページで公開しているとのことでした。通常社会福祉協議会や第三者機関が行っているところを市の事業として位置づけ、先駆的に行い目的達成のために努力している姿勢が感じられました。
次に「金沢駅北土地区画整理事業」について現地視察しました。平成6年3月から平成19年3月までの事業施行期間で、面積11.9ha、総事業費599 億円をかけての事業でした。特に駅東の広場は圧巻で、「伝統の広場」と「歩行者優先型広場」の構想で取組んでおり、歩行者優先という観点では仙台駅のぺテストリアンデッキ方式も考えたそうですが、雪が多く無理とのことで地下に広場をもっていったそうです。シティゲートの柱は堤太鼓の胴の部分をイメージし雨水菅等の配管類を包むようにしてあり、天井は皿のように歪曲し雨水・氷柱を受けるようになっており、地下タンクに溜めトイレ等の水として使用するとのことで、金沢らしさ・合理性・機能性を考えてのつくりになっているとのことでした。
3日目は文化財指定庭園特別名勝「兼六園」、国指定重要文化財「金沢ひがし廓(くるわ) 志摩」を視察しました。兼六園は江戸時代の林泉回遊式庭園で、金沢城に面した傾斜地に五代藩主綱紀(つなのり)が、1676(延宝4)年、別荘「蓮池御亭」(れんちおちん)を建て、その庭を蓮池亭と呼んだのが始まりといわれ、その後1822(文政5)年、十二代藩主齋泰(なりやす)が現在の大庭園を完成させました。そのときに、白河楽翁公(しらかわらくおうこう)により、「宏大(こうだい)、幽遂(ゆうすい)、人力(じんりょく)、蒼古(そうこ)、水泉(すいせん)、眺望(ちょうぼう)」の六勝を兼備することから、兼六園と命名されたとのこです。
志摩は、1820(文政3)年、に建てられたお茶屋の建物で、江戸時代そのままにのこしており、学術的にも貴重な文化遺産として高く評価されているものです。お茶屋は2階が客間で床の間を背にして座るとその正面が必ず控えの間になっており、その控えの間が演舞の場となり、襖が開くと同時にあでやかな舞や、三弦などの遊芸が披露され、遊びといっても、琴、三弦、舞、謡曲、茶の湯から和歌、俳諧におよび客、芸妓ともに巾広く高い教養と技能が要求されていたとのことです。
大ホールで音楽会などがあると地下に響くので小ホールは講演会などには使用できないし、小ホールで音楽会などがあると大ホールには音が通りぬけるために行事が重なった場合は小ホールは使用貸し出ししないということになっており、現在どのようになっているかという主旨です。改装のためには、莫大な費用がかかるため運用面で調整しているとのことでした。さらに、本市全体の施設整備の中でどのように考えているか聞いたところ、市民会館等既存の施設は特徴にあわせて特化していくとの答えでした。
また、仙台市子ども読書活動計画推進計画(原案)の中で、「学校図書館の地域開放の推進」の中で、モデル事業を平成15年度からおこなっているとのことで、16年度は、20校で実施予定とのことで、その経緯と選定理由、今後の取り組みについて質問しました。管理等難しい問題があるので可能なところから順次実施していくとのことでした。












