初日の「北海道立砂川少年自然の家 ネイパル砂川」は、仙台市にある泉ケ岳少年自然の家の建て替えにともない視察したところで、場所は札幌の北方86km、旭川より南西方60kmで北海道のほぼ中央部に位置しています。標高115mの原生林内にあり、春は広葉樹の新緑に始まり、緑の木々に歌う野鳥の美しいコーラス、夏は300種に及ぶ野草の可れんな花が咲き乱れ秋は松を彩る周辺一帯の紅葉、冬は白銀の大世界と四季折々の美しい雄大な自然に恵まれているところで、「北海道子どもの国」の各種施設が周辺に配置され、ハイキングコース、展望広場、ヤッホーの森、ふしぎの森などをかつようできる環境にありました。とにかく大自然に恵まれているという点で大変にすばらしいと思いました。
2日目の最初は、「札幌コンサートホールkitara]を視察しました。場所は、中島公園内にあり、開館は平成9年7月4日で、「kitara」の由来は平成7年に公募により決定し、ギリシャ神話の音楽神・アポロンが持つ弦楽器「キタ―ラ」と「北」のイメージを重ね合わせて名づけられたとのことです。建物は、鉄骨鉄筋コンクリート造、地下2階地上3階建、建築面積約8,400㎡、延床面積約2万800㎡、工期は2年7ヶ月、総事業費約191億円です。大ホールはアリーナ型(天上高23メートル)、2,008席、車椅子席12席、小ホールは、シューボックス型(天上高13.5m)、453席、車椅子席6席です。その他バーコーナー、カフェ、テラスレストラン、託児所もありました。国内外の一流音楽家たちとの交流、そこに集う市民の楽しげな語らいの場として大変すばらしいと感じました。
最終日は、「札幌市消防学校」を視察しました。仙台市の場合は独自の消防学校はなく県でおこなっています。平成11年11月9日(119番の日)に開校し、全国では56番目政令指定都市では千葉消防学校に続き8番目の施設です。もともとは隣町の江別市に北海道消防学校があるが札幌市には地下街や高層建物などが多数所在し、都市形態がその他の市町村とは異なるため独自に設立したとのことです。学校の規模は、鉄筋コンクリート造3階建、延べ面積3,315㎡で、消防科学研究所、救急救命士養成所に隣接して建設されました。1階は、事務所、食堂、車両実習室で、2階は主に教室、3階は北鐘寮という名前の寮を完備しています。消防学校の組織は消防学校長、副校長、校務係、教育係、消防研究所の3係18名で運営しているとのことです。課題としては施設内外の老朽化が著しい状況で全面的な改築等について計画が必要があると考えており、また、積雪寒冷地という特殊性により、既存の屋外の訓練スペースが使用できず、この期間の教育の充実を図るため、新たに基礎的・実践的な実技訓練施設(全天候型訓練施設)を整備しなければならないと考えているとのことでした。


