7月31日(日)あきた芸術村で青少年東北民俗芸能の祭典が開かれ鑑賞。飯詰獅子舞(青森県五所川原市)、熊川稚児鹿舞(福島県大熊町)、浦浜念仏剣舞(岩手県大船渡市)、秋保の田植踊(宮城県仙台市)、長瀞猪子踊り(山形県東根市)、田沢湖生保内神社祭典梵天奉納(秋田県大仙市大曲農業高校郷土芸能部)の東北6県の青少年が、エネルギッシュに優雅に民俗芸能を表現してくれました。特に、東日本大震災で太鼓や衣装・道具などが流失した大船渡市や原発の事故で避難した大熊町の保存会の小中学生が250年~400年も続く郷土の伝統芸能を一生懸命踊る姿に感動でした。この若い力が明日の東北の文化・芸術の未来を拓く原動力となっていく事を思い、大変頼もしく、うれしく感じてきました。(写真は圧巻のフィナーレ)
7月29日~31日海外7カ国から外国人選手を招いてのドローン競技会が、仙北市で初めて開催。29日には、会場のホテル森の風田沢湖で、ドローンスクールが行われ、操作方法を学んで楽しみ約60名が終了証書を受け取った。角館交流センターでは、大館市のドローン製造メーカー東光鉄工㈱の鳥潟興明氏の講演、パネルデイスカッションでは、ロボットタクシー㈱社長の中島宏氏、競技会開催に尽力した牧浦土雅氏などが、「近未来技術が拓く田舎の未来」をテーマに熱く語り合った。鳥潟氏は、世界のドローンの多機能性などを講演。農薬散布ができるものを開発・販売していることを紹介した。30日には、競技会の予選、31日に決勝が行われる予定。地方創生特区ならではの催しに能代市や県内外からも訪れ、真剣に聞き入っていました。
7月22日(金)大仙市・仙北市・美郷町議会議員交流会がグランデールガーデンで開催された。前(独立行政法人)海上技術研究所所長で現在、仙北市総務部地方創生・総合戦略統括監の小田野直光氏が「田沢湖湖底調査結果の概要と今後の課題」と題して講演。音波探査や初めて田沢湖湖底に水中カメラを入れて調査した結果等を映像で示した。湖底の堆積物や水深400mの温度・様子を解明した。「年1回冬に湖の表面と深いところの水温が逆転し対流する。それ以外は堆積物のため、河川が入り、湧き水が出ていた昔の湖になるには相当な時間がかかる」と話した。国策で玉川の強酸性水が入り、仙北平野の農業用水や水力発電所が整備された現在。田沢湖を蘇らせるには難題が多い事を再認識した講演でした。
7月8日(金)臨時議会を開会。統合庁舎の駅前土地取得案(3億6万円)を無記名投票で行い、賛成9、反対9で議長採決により可決した。合併から10年を経過してもまだ、地域感情と旧町村の意識から抜け出せない思いが有る事を物語る採決であった。病院跡地の基本構想・今回の駅前案のどれにも反対した議員に聞いてみた。「合併特例債も使えなくなれば、新庁舎はできず、今後の各庁舎の耐震化もできず、全額市民の税金で賄わなくてはならなくなる。何処がいいんですか?どう考えている?」回答は「・・・・・・」で対案もなかった。反対の為の反対では一歩も進まない。仙北市の将来に責任ある判断をする事が、議員のあり方でないかと強く思った臨時会であった。(写真は質疑に答弁する門脇市長)