7月21日(火)大仙市・仙北市・美郷町議会議員交流会が大曲エンパイヤホテルで開催された。山梨学院大学法学部教授の江藤俊昭氏〔写真)が、議会改革の動向と議会・議員の役割ー「住民自治の根幹」をなす議会を作動させるーと題して、記念講演を行った。その中で、(議事機関)として議会に権限があり、その議決責任は重い。議会には驚くべき権限を与えている。(自治体の法律=条例、予算、決算、主要な計画、執行権限にも及ぶ。)なぜなのか? それは、住民代表機関であり、議事機関であるからであり、しっかり討議し住民に指し示す必要がある。議会改革の三要素(議決責任の再確認、議員間討議、住民との意見交換)をしっかり行って議会を動かしていっていただきたいと述べた。ユーモアを交えながらも、地方政冶の重要性を語っていただいた良い講演でした。
7月19日(日)午後から「地方創生この指とまれ」の地方創生シンポジウムが行われ出席。平副大臣と小泉政務官があいさつの後、岸博幸教授が「市民のやる気がまちを元気に!」と題して講演。「現場の力を強くし、新しい取組み、工夫をして、イノベーションを作り出す事である」と語った。シンポジウムのパネリストには、俳優の中尾彬・池波志乃夫妻、生ハム職人の金子裕二氏、国家戦略特区ワーキンググループ委員の原英史氏に門脇市長、コメンテーターは岸教授が行った。「仙北市の良さと魅力を語り、素晴らしい資源を活かして、特区制度で規制をはずし、大きく開いていこう」とのデイスカッションでの話でした。岸先生から「中尾彬ご夫妻を観光大使に!」との提案に客席から満場一致の大拍手が送られ、門脇市長もその場で決定した。
7月17日(金)地方自治体セミナーが仙台の日立システムズホール仙台で開催され参加。始めに「地方公共団体におけるマイナンバー制度への対応について」と題して、総務省 自治行政局 住民制度課の篠原課長〔写真)がマイナンバー制度の導入や仕組みについて講話。その後、「番号制度導入準備として自治体に求められる取組み~自治体システムの視点で~」として、㈱日立製作所 公共システム事業部の岩崎技師より、具体的な現場での番号制度対応スケジュールや将来の利活用などについて講話があった。会場内は、福祉関連の展示機やコンビニ証明書交付デモ機などで溢れ、説明や機械に触れ合い、H28.1.1から順次利用開始となる個人番号制度の認識を深める最良のセミナーでした。
7月11日(土)第14回田沢湖に命を育む会総会で顧問をしている西木正明氏(直木賞作家仙北市出身)が講話を行った。今年の総会は、新装されたグリーンヒルズ田沢湖(千葉薫社長)で行われた。総会の後、門脇市長が、6月に行われた田沢湖湖底調査進捗状況や10月に予定されている合併10周年記念「愛・クニマスコンサート」について述べた。同会の顧問をしている西木氏は昨年の国文祭と2月の西木の”カンデッコ上げ”に触れ、「伝統的なものを残しながら新しいものを伸ばし、生活文化を磨き上げて発信することが大事である」との講話を行った。ソーラーボートと6日に”白浜のサンドクリーン”を行った報告もあり、懇親会では大いに盛り上がった。