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仙北市 熊谷一夫
kumagai-8677@htk.ne.jp
バックナンバー 2015年 2月

2月28日(土)FISワールドカップスキー秋田たざわ湖大会が開催され、1日目のモーグル種目を黒森プレミアムシート(審判席前)にて観戦した。天候も、少し小雪がちらつく程度の良い天気に恵まれ、世界のトップ選手たちも「このコースは雪質もよく滑りやすい」と絶賛するだけあって、素晴らしいアスリート達の戦いを満喫することができました。モーグル競技を初めて見た方も、「迫力満点でした」と喜んでいました。レストハウスも満杯、屋台コーナーのテント村も満員で、山形県や富山県などから来た人に聞いたら、「美味しくて、お替りしました」と話してくれました。明日のデユアルモーグルも、無事故・大成功の大会となって欲しいと思っています。皆さん田沢湖へ来て下さ~い。写真は、女子で銀メダルを獲得して、報道陣に囲まれる星野純子さんです。

ワールドカップ黒森山コース

ワールドカップ黒森山コース

2月17日(火)仙北市林活議員連盟主催の林業活性化懇談会が開かれ出席。
青柳議長、門脇市長のあいさつの後、後藤農林部長より「仙北市の森林整備状況報告」があり、飛山東北森林管理局長と門脇秋田森林整備事業協会長より講話があった。飛山局長は、「林業の成長産業化と地方創成」と題して、林業・木材産業の現状と林業の成長産業化について述べた。特に、公共建築物等における木材利用の拡大、CLT(クロス・ラミネイティド・テインバー)による大型建築の事例と仙北市の森林率81.4%,89,015ha(全県3位)の広大な林野資源を活かして、木材利用の促進と地域振興のための国有林野の活用をなどについて講話した。
門脇会長は「人と森林の共生~持続可能な林業経営を目指す~」と題して、増え続ける森林蓄積を憂い、山の木は全部使い切るという信念の下、持続可能な自然資源をフル活用していく事の必要性を語った。市の多くの森林資源をどう利活用していくかが今後の課題であることを再認識した懇談会でした。

飛山東北森林管理局長

飛山東北森林管理局長

講話する門脇桂孝会長

講話する門脇桂孝会長

2月16日(月)FISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわ湖大会協賛事業である三浦雄一郎氏と猪谷千春氏の講演会が仙北市民会館で開催され出席。演題は「夢を追い続けて」である。猪谷氏は、自身の生い立ちと常に「何年後にはこうなる」との夢を持ち、それに向かって工夫と努力を重ねる事の大切さを強調。IOCオリンピック委員会の副会長となった。三浦氏〔写真)は、あらゆる困難を経て、80歳で三度目のエベレスト登頂を果たし、世界最高齢登頂者となった。三浦氏82歳・猪谷氏83歳だが、まだまだ夢を追い続ける姿勢は、両雄とも確固たるものがあった。仙北市内の中学1・2年生も招かれ、会場一杯の聴講者の万雷の拍手を浴びていた。素晴らしい人生の教訓を教えていただいた講演でした。

講演する猪谷千春氏

講演する猪谷千春氏

エベレスト登頂を語る三浦雄一郎氏

エベレスト登頂を語る三浦雄一郎氏

2月10日(火)昭和56年に伝統的建造物群保存地区として国より選定を受けた南九州市知覧地区を行政視察。南九州市庁舎を訪問し、東垂水係長、若松主査より、町並み保存の経過や取り組み、事業費等について説明を受け、国指定文化財の名勝 知覧麓庭園(7庭園)と武家屋敷通りの視察を行った。保存事業(修理・修景・復旧)を年間3~4件計画的に行っており、庭園も手入れが行き届き、通りもゴミひとつなく清掃管理されていて爽快感を抱いて視察して来ました。今後は、重点的に石垣の積み直し等修景事業に力を入れていきたいと語ってくれました。  太平洋戦争末期の沖縄戦で、特攻隊の出撃基地であった知覧特攻平和会館を訪れ、特攻隊員の遺影・遺品・記録等の貴重な資料展示を視察。20歳前後の若い隊員たちが遺した出撃前の手紙や遺品を見ながら、戦争の悲惨さ、平和の大切さ、命の尊さを思い、世界平和への祈りと願いを強くしなければと思ってきました。

2月9日(月)仙北市議会の翠巒会・公明党の5名で鹿児島県鹿屋市柳谷(通称やねだん)集落を研修視察した。地域再生~行政に頼らない村おこし~を行っている。平成8年3月、125世帯、285人の集落の公民館長に豊重哲郎氏が就任された。そこから、行政に頼らない地域再生を19年間継続中である。基本は、1、住民自治(住民でできることは住民で)2、自主財源確保(活動の保全と担保)3、還元(福祉、青少年教育、環境整備に地域再生の土台は自立)である。集落営農でサツマイモを作り、家畜の排便悪臭に土着菌を製造・販売し、焼酎「やねだん」を好評発売中。文化向上を地域活性化のテーマに芸術家7人を「迎賓館」として迎え入れ、地元小・中学生の芸術教室に、全国から「やねだん故郷創世塾」で地域リーダーを育成。卒塾生は580人に上っている。更に、韓国で「居酒屋やねだん」を開業5店舗になる。「とうがらし」を栽培し、韓国へ粉末で輸出する等々。素晴らしい自治体でした。自立する地域再生の良い手本を視察できました。

昨年より、仙北地域振興局へお願いしていた、玉川河川・石神橋下流域の河道整正工事が始まりました。一昨年の7~8月にかけての豪雨災害の折り、玉川河川も上流からの濁流と共に増水になり、堤防を越えそうになりました。河川内に雑草や雑木が生い茂り、土砂も堆積した状態で非常に危険でした。昨年、地元県議より現地視察していただき、早速、県の河川課へ要望し、県議会で予算が認められ、工事が始まったものです。地域住民からも「これで一安心」と喜びの声が上がっております。

2月5日(木)仙北市医療協議会の新春懇談会がグランデールガーデンで開催された。鬼川副会長・門脇市長のあいさつの後、前秋田県健康福祉部次長の高橋勝弘氏が「超高齢社会における医療」と題して基調講演を行った。内容として1、社会保障と税の一体改革2、医療と介護の制度改正3、今後の方向についての3点であった。特に、今後の方向については、①機能分化と連携②医師の確保③地域包括ケアシステムの構築と今後の重要な課題である、認知症対策や在宅医療の課題等を取り上げ、OHP画面で分かりやすく講演して頂きました。市立角館病院の改築工事が始まり、問題点も分析していただき、タイムリーな講演でした。