8月28日(木)田沢湖町時代から交流のあった、岩手県雫石町議会との交流会を仙北市となってはじめて行った。猿子雫石町議会議長と青柳議長が意気投合し、今回の交流会となったもの。八幡平直轄砂防や観光、経済等、国道46号線仙岩トンネルを介して隣県であり、隣町である。横軸連携も含めて、これからも、継続していく事を約束した。最初に研修として、角館町伝統的建造物群保存地区の歴史と概要について説明、その後、(旧)石黒家・岩橋家・小田野家等の武家屋敷を現地研修した。懇談会では、門脇市長も加わり、大いに盛り上がり、帰りのバスも一緒に田沢湖まで乗り合わせた議員もいて、大盛況でした。これからも雫石町との連携を大事に、具体化していく一歩となる事を期待する。
8月25日(月)仙北市議会全員協議会が開かれた。案件は1、庁舎整備について2、秋田県市町村未来作り協働プログラムについて(クニマス未来館)3、企業誘致について(司食品工業)である。一体型庁舎の整備基本構想の新案について市当局より説明があった。それによると、現在の角館総合病院管理棟に3,000㎡を増築し、田沢湖、西木庁舎を総合する案である。総事業費は27億1200万円。合併特例債や地方債活用により、市の実質負担は9億7300万円である。各議員から、いろんな意見が出されたが、私は「市民は一体型庁舎の必要性を感じていないし、誰の為の庁舎か?職員の為の一体型庁舎ではないか」と考える。耐震化に問題のある最低限の庁舎整備をして、行政サービスを落とさないようにすべきではないか。病院建設で70億も借金し、更なる借金で、人口が減っていくのに、市の財政を圧迫していくのではないかとの懸念が大きくなった。庁舎は古くても、市民の暮らしや経済が良くなる行政サービスを望む声が大きいが・・・
7月30・31日と、ちちぶバイオマス元気村発電所と世界遺産に登録された富岡製糸場を翠巒会と共に視察研修を行った。平成19年4月から稼動した木質バイオマス発電施設が100万kwを突破し順調に運転していたが、3月15日に火災を起こし現在停止状態になっていた。当市と同じく補助金の償還も抱えて大変な状況である事を話してくれた。次世代型環境学習施設でもあり太陽光発電やサニテーション研究なども行っているので、頑張って再開してほしいものである。
世界遺産に登録となった明治5年(1872年)10月操業の富岡製糸場には、長さ140.4m木骨煉瓦造の工場、東・西倉庫、外国人宿舎等の建物が創業当初のまま保存されており、歴史を感じさせる建造物でした。世界遺産登録の効果で、朝8時半から行列でした。(9時開門)