12月22日(日)横山信一農林水産省政務官(公明党)を東北の米どころである秋田県に招き、農業政策勉強会を行なった。米の生産調整(減反)の5年後の廃止に伴う、国の農業政策についての勉強会である。現在の制度と見直しのポイントや経営所得安定政策の概要と見直し、米の直接支払い交付金、畑作物の直接支払い交付金等の説明を受けた後、各議員からは質問が相次いだ。「主食用米を作ると減収する農家がふえるのでは」「中間管理機構が受け手になるとの事だが県ではどこが窓口か」など、具体的な農家の抱えている問題を質問した。横山政務官からは『主食用米が毎年8万トンずつ消費減となる現状では支えきれなくなっている』と延べ、今後も東北各地に説明に伺う予定であると話した。農業政策の大転換に農家や国民も戸惑いを隠せない状況なので、政府も本腰を入れて説明会などを行なってもらいたいと思う。
12月15日(日)恒例の田沢地区歳末たすけあい演芸会が、今年も田沢交流センター体育館で開催された。8月9日の土石流災害の事もあり、「自粛する」選択もあったが、「こういうときだからこそ、悲しみを乗り越え、みんなに元気を与えよう」と実行委員会と地域の協力を得て開催にこぎつけたとの事。災害で亡くなったリードギターの羽川一夫さんを偲んで、涙を流しながら歌い・演奏する田沢SFバンドの皆さんや田沢幼稚園の6人の園児達の精一杯のかわいい演技、88歳の千葉ミホさんの昔語り、生保内小金管バンド部の吹奏楽等いい演芸会になりました。最後に出場者・実行委員会と会場が一つになってグランドフィナーレ「花は咲く」を合唱。感動のフィナーレでした。災害で亡くなった6人の方達も一緒に楽しんでくれた気がいたします。
12月5日(木)自然再生エネルギーの最先端を走っている那須野ヶ原土地改良区連合を西木地域センター高橋所長、わらび座の長瀬さん、全国小水力利用推進協議会前田理事と共に視察。10/23に伝承館で講演した、星野恵美子参事が出迎えてくれ、これまでの取り組みを懇談。荒川施設管理技師の案内で、小水力発電や太陽光発電、建設中の施設等を視察してきました。農業用水路や落差工を利用した発電、太陽光発電で生み出す燃料電池用水素、調整池から2,2km道路の下を配管し、小水力発電施設を建設中など、次々と夢を実現させていく逞しさとパワーに圧倒させられてきました。本市で、行なうには、まずは、「調査費を捻出する事の一歩から始めたら」とのアドバイスを頂いてきました。