10月23日(水)「小水力発電の普及を目指して」と題して行なわれたセミナーに参加。昨年、西目発電所を視察し、小水力発電について一般質問を行なった経緯もあり、本市で小水力発電を普及する上で大変役に立つセミナーでした。特に「農村初”再エネプロジェクト”米と電気は自分で創りたい」とのテーマで講演した那須野ヶ原土地改良区連合 星野恵美子参事には大変驚きました。現在7基の小水力発電所と太陽光発電所、バイオガスプラントを擁し、1000年の森づくり構想を計画し、今年も1基完成するというすごいものでした。小さな水路を利用して発電設備を作り、メンテナンスや保守点検も工夫し、専門技術の資格取得等人材育成もしている。”原子力や化石燃料に頼らない街づくりを目指している”現状と将来構想を講演していただきました。こうしたエコタウンを全国へ創り上げていく事だと思ってきました。
10月22日(火)第41回の樺細工伝統工芸展(テーマは花)と第2回SAKURAクラフトコンペの表彰式があり出席。秋田県知事賞には、佐藤大さんの茶筒・和華(わか)、東北森林局長賞には、木元明彦さんの茶筒・花つつみが受賞された。佐藤大さんは、市で行っている伝統工芸樺細工技能後継者育成事業の研修を受けている方で2年連続の知事賞の栄冠となる。美術大を卒業し、研修を受けている相澤南さんが樺細工製作、半年間で、仙北市商工会長賞を受賞された。ベテランの工芸士に混じって、若い技術者が着々と育っている事を頼もしく、うれしく思いました。クラフトコンペの受賞も「斬新なデザインや感性に素晴らしい作品が多かった」との講評でした。これからも樺細工を通じて日本・世界に誇れる仕事をしていただきたいと思います。おめでとうございました。